8月に注文しておいた「007アルティメット・コレクションBOX」が届いた。 意外とでかいのでびっくりした。こういうセットなのだが、、、
DVDケースも小さいものにして、アタッシュケースも小ぶりだろうと 思っていたが、DVDケースは通常のトールケースで、 それが20巻、斜めに寝かせて重ねて収められているので、 アタッシュケースもかなり大きいものになっている。 はっきり言って、邪魔くさいくらいの大きさである。
実は、ほとんどこのシリーズを見たことがなかったのだ。 部分的に見たことはあったかもしれないが、 1作まるまる見たのは、6、7年前、名古屋で時間潰ししなきゃいかない ことがあって、たまたま通りかかった映画館で見た1作だった。 ソフィー・マルソーがボンドカールだったから、調べてみると 「ワールド・イズ・ノット・イナフ」だったようである。
映画を今までほとんど見ないままで来たのは不思議だ。 中学のころだったと思うが、さいとうたかをが劇画化した ナポレオン・ソロと007を買って繰り返し繰り返し読んでいた。 興味がなかったどころでなく、見たかったがチャンスがなかったのだ。 それなのにレンタル・ビデオの時代になってからも、なぜか見ていない。
きょうはまず、第1作の「ドクター・ノオ」を見た。 邦題は「007は殺しの番号」だったそうで、この題はよく耳にしたものだ。 見てみたら、昨今のアクション映画に比べると、実に悠長な展開だ。 あくびが出そうな展開である。 通信機器といい、原子力施設といい、骨董品的な映像である。 それでも、おもしろくないと非難するほどひどくはないので、 とりあえず楽しんで見たのだが、、、これが、1962年かぁ。。。 私はまだ6歳だったころの作品らしい。 「ナショナルキッド」とか「怪傑ハリマオ」とかを喜んで見ていたころと ほとんど変わりないようだ。 そう思うと、洒落たセリフで綴られたハイセンスな映画に違いない。
「ドクター・ノオ」だけでは何となくもの足りない感じがして、 明日は休日でもあるし、2作目の「ロシアより愛をこめて」も見た。 翌年の作品らしいが、1作目とは見違えるほど緊迫感が漂っている。 今後がますます楽しみになった。
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