昨日から昨夜にかけて久々の、びしょびしょ音を立てての雨降りで、 今朝から次第に晴れるとともに、日中は涼しい風が吹いていた。 まだシャツ1枚でも十分な陽気だが、さすがに風に吹かれると寒いほどだ。 その風が校舎の廊下にも走って、清々しい空気が通っている。
ところが、職員室に入ると、むっとするような生暖かさがこもっている。 忙しく働いていると、何やら蒸し暑いようなうっとうしさがある。 外に出ると上着が欲しいくらいの涼しさなのに、 そこではとても上着を着ている気にはなれない。 もうすっかり秋だなぁと思って職員室に入ると、残暑の名残を感じさせる。
だいたい、この職員室は狭く、風通しが悪い上に暗い。 暗いのは照明をケチっているせいでもあって、 これは今年の初めや去年の初めにしばしば練習に訪れた他校の職員室に 夜になってから入った時に痛感した。 しかし、風通しも悪く暗いのは、廊下との間を仕切る壁のせいである。 小学校や中学校を訪れると、こういう職員室が圧倒的に多いのだが、 今まで私が見てきた高校の職員室は、廊下の部分も含んだ、 両側を南北の窓に挟まれた職員室が多い。 当然こういう職員室は風通しもいいし、採光も見晴らしもいい。 ま、職員室を1階に置こうとするとこうならざるを得ないだろうけど、 やはり、あまり上手い作りではないなぁと思う。
進路指導室など、もっとひどいものである。 4つの小さな部屋を使っている。 かつて倉庫だったり、どれかの教科の準備室だったのを、 ちょっとずつもらい受けて、継ぎ足して使うようになったそうである。 だから、たいへん使いにくい部屋になっている。 この部屋の唯一の良さは、桜の眺めが校内で最高の点である。
それにしても、作法質とかいう名の和室がたいてい1階か2階に、 かなり広いスペースで作られているけれど、 この部屋の本来の目的は何なんだろう?? たいてい茶華道があればその活動場所になってはいるが、 そのためだけに作られたということは考えにくい。 前任校で、稀に百人一首のために生徒に使わせた例はあるが、 ま、ほとんど活用されないずにかび臭くなってるのが普通だ。 かなり無駄なスペースなのだが、1階や2階を占拠してしまっている。 それに引き換え、1階や2階にあったらもっと利用されるに違いない 図書館は、たいてい4階の行き止まりに作られている。 授業での利用価値の高い視聴覚室も、同様である。
最初の、校舎の設計に携わった人々が、どれだけのイメージを働かせたか、 甚だ疑問である。
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