TENSEI塵語

2006年09月20日(水) ぼたもちとおはぎ

最近はほとんど食べることがなくなって、忘れていたが、
ずーーっと前に、ぼたもちとおはぎの区別が疑問だったのである。
地域による呼び方の違いなのか、あるいは、
中がまったくの餅になっているのがおはぎで、
中の米が半殺し状態で中途半端な餅になってるのがぼたもちか、、とか。。
ぼたもちが「牡丹餅」と書かれてることもあって、
そのイメージもわからないでもないが、じゃ、おはぎは何? となる。。。

今朝ラジオで鈴木杏樹が話していたのは、どちらも同じだが、
ぼたもちは「牡丹餅」で春のお彼岸用、
おはぎは「お萩」「萩の餅」で秋のお彼岸用、ということであった。

・・・な〜るほどー、、、途端にぼたもちに季節の情緒が漂った。
子どものころは、あの重量感のある風貌を「ぼたぼたもち」などと
からかっていたものだが、「牡丹餅」「お萩」は何と美しい命名だろうか。
実際ぼたもちを供えるのはお彼岸だけとは限らないだろうが、
季節による呼び分けという点が多いに気に入ったのである。

ところで、私は実は「お彼岸」の意味もよくわかってない。
「彼岸」といえば「あの世」「極楽浄土」のことだし、
「お彼岸」にはご先祖様を供養することぐらいだったが、
それらの観念がうまく結びついてないし、なぜそれが春分・秋分なのかが
「お彼岸」が近づくたびにうっすらと感じる疑問なのだった。

お彼岸は、まず1日だけでなく、春分の日・秋分の日を中日とする、
前後7日間を言うのだそうである。
てことは、23日だけでなく、きょうから始まっているわけだ。
なぜ、それが春分・秋分なのかというと、
この日は太陽が真東から出て真西に沈むので、
日没の時に西方浄土を想うことができる、という説があるようだ。
これも、な〜るほどー、、と思わせる。


そういえば、ぼたもちはともかく、月見だんごはどうなった?
中秋の名月の話題が出ないようだが、私がニュースに疎いからだろうか、
と思って、PCに入れてある「日めくり」を見てみたら、
きょうはまだ旧暦7月28日なのだそうだ。
え? まだ7月? と思ってよく見たら、「閏7月」となっている。
旧暦7月が2回あったということらしい。
そうすると、旧暦8月15日は、16日先なのか、17日先なのか、
とにかく、今年の中秋は10月の5日か6日あたりになるようだ。
まだ話題にならないはずだ。
そのころは雨の少ない時期のはずだから、美しい名月が拝めるかもしれない。



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