学校祭の一環で、芸術鑑賞会と称する映画鑑賞会で「海猿」を見た。 (生徒会の予算が少ないので、3年に1度は外部公演、2度は映画なのだ) そのためにわざわざ市民会館まで集合するのである。 ステージの効果を使うわけでもない映画ごときに会館ホールはもったいない が、こんな時期なもんだから、体育館では暑すぎるのである。 我々の高校時代は10月の終わりか11月の初めにやっていたのに、 そもそもこんな時期に文化祭だの体育祭ということがいびつなのだが、 学校祭はじめ学校行事のいびつな構造についてはまた後日にしよう。
やるべきことがいっぱいたまってるし、楽器の練習もしたいので、 こんな映画見てる暇はないぞーー、と思いつつ、 途中で出て学校に先に戻ろうかなー、、、とも思いつつ、 一応日程どおりに行動して、会館での開会式の席に座って、 映画が始まってもとりあえずそのまま席に座っていただけのことだが、 見始めたらついつい一生懸命見てしまった。
座礁した客船の救出作業中に、隊員2名と乗客2名が、 火災と浸水に囲まれた一室に閉じこめられてしまうという話である。 乗客のひとりは妊婦だし、ひとりは避難中に大怪我をしてしまっている。 ほぼ絶望的な状況からの決死の脱出劇である。
こういう映画の常で、そんなところで感傷に浸ってる場合じゃないじゃん、 早く次に進みなよ、、、ダメだってー、早くしなきゃあ、、、 ほーら、のんびりしてるからまたたいへんなことになっちゃった!! 急いだら楽勝で助かったのにーーー、っていうタイプの展開だったし、 救助隊員の主人公の安否を港から見守るフィアンセのセリフが、 こんな時にこんなセリフしかないんか! と思わせる月並みなものだったが、 沈没を運命づけられた船中での奮闘は、2転3転、、4転5転して、 見ていてたいへんつらい、息詰まる展開であった。 主人公のその奮闘を支える思いが、恋愛の方よりも、 以前、2人を救おうと懸命だったが、ひとりを死なせてしまった、 今度こそ、みんなが生きて帰れるようにという必死の思いで一貫している、 それがよかった。 あっという間に2時間が経ってしまったという感じだった。 伊藤英明くんのたるんたるんのセリフ回しも、最初の方ではいつもどおり 気になったが、救出劇に入ってからはもうまったく気にならなくなったし、 どこでどう勘違いして思い込んでしまっていたのか、 ヒロイン役だと思っていた伊東美咲が出てこなくてあてがはずれた恰好に なったことも、もうまったく関係なくなってしまったほどである。 ちなみに、帰ってから検索してみたら、 美咲ちゃんの映画は「海猫」というまったく別の映画でした、、f^_^; 以前、題だけを聞いて、ころっと深く混同してしまったようでして。。。
・・・というわけで、忙しい中のこの呑気な半日は、これで良しとしよう。
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