やれやれである。 4・5日のプログラムで「歌劇」が「過激」になっていた誤字の他は、 これといった過ちもなく、苦情もなく、すべて順調に進んだ。 こういうのは、裏でどれほどの苦労があろうと、 順調に進んであたりまえ、問題が起きたら重罪、というのが常識だから、 私のような事務能力の劣った人間がイヴェントを順調に終えるのは、 奇跡といっても過言でないのである。
この仕事はたいへん損な仕事である。 もしこれがなかったら、のんびりと遊びまくっていられた20日間が、 張りつめた緊張感とともに、作業作業で潰れてしまった。 何の報酬もない。取り立てて感謝してもらえるわけでもない。
しかし、異様に緊迫感の漂う1日を過ごし、 審査結果発表を終えて、悲喜こもごもの高校生たちを見ていると、 こんな形ででも、こういう大会に深く関わっていられるのは ありがたいことなのかも知れないな、、、と思ってしまうのである。 いい表情の、1000人近い高校生たちに囲まれて過ごす3日間なのだ。 それがこの仕事の貴重なご褒美なのだと思うべきだろう。
|