TENSEI塵語

2006年07月17日(月) 2度目の合奏練習

きょうは休日、朝から大雨、、、本来なら家に籠もる日だけれども、
一昨日約束してしまったので、一昨日の学校に2度目の練習に行った。
一昨日は1回目だし、全体合奏の場に終始していたので、
曲の流れを修正したり、聞こえにくいところを聞こえやすくしたり、
まぁ、全体的な演出に関わるような練習が主になった。
でも、練習が終わってから、とにかく課題曲冒頭のトロンボーンが
すっきり聞こえないことが気にかかっていたので、
きょう行ったらすぐにまずトロンボーンだけ見るよ、となってしまったのだ。

その理由は想像どおり、ハーモニーがまったくできてないせいだった。
3番トロンボーンが異常によく聞こえてきてあとがもやもやしていた。
1番も2番も音を出させてみたらかなりビッチが低い。
どの音を吹くときも、スライドを前に出しすぎる傾向にあるようだ。
ポジションの取り方を修正させるため、音の動きを練習させ、
ハーモニーを何度か鳴らさせ、楽譜どおりのリズムの奏法をひとりひとり
修正して、6小節12拍の練習に30分余りを費やしたが、
もちろんまだ十分ではないし、これから何日もかかる練習だ。
ただ、要するにこういう練習が大切だということを教えられてないのだ。

この練習をやったおかげで、合奏練習では課題曲前半の流れがよくなった。
生徒たちも、何が原因かわからぬまま、流れに乗れないでいたのだろう。
だから、今度は一昨日とは違った面での練習が可能になる。
すると、またいろいろなところが気になり出すのである。
というか、基準が上がるので、ここもあそこももっといい響きにならないか、
と、いろいろと欲が出てくるのである。
しかし、時間が限られているので、宿題にするという形で終わりにした。

ま、悪い癖で、1度でも手をかけてしまうと後に尾を引くのである。
しかも、この課題曲「海へ、、、」は、抒情的な美しい曲で、
生徒たちにも人気があるが、誰から見ても私好みの曲、、、つまり、
私を知っている人なら誰でも、
いかにもtensei 好みの曲だと認めるような情緒の曲である。
コンクールで点数を稼ぐには不利な要素が多すぎるので、
自分が出場校の顧問だったら選ぶのを断念して別の曲にしただろうが、
練習を頼まれた先がこの曲を選んでいると、いい機会になる。
そして、こういう曲になると、ついつい入れ込んでしまうのである。
音楽表現というのは、曲に自分の魂を吹き込む行為だから、
少なくとも練習中は、自分の魂を注ぎ込み続ける。
だから一層、1度手をかけてしまうと、無縁ではいられなくなるのである。


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