といっても、花見を楽しめたわけではない。
昼ごろは、メビウスノートの無線ラン設定に取り組んでいた。 サポートセンターをつかまえることができたので、少しわかったこともあり、 まず有線で設定するよう勧められて、有線での通信は可能になった。 けれども、とにかく不思議なことに、無線ランカードはルータと接続済と 表示されているのに、いざネットにつなごうと思うとまったくダメなのだ。 カードのサポートセンターは平日の昼間だけなので、困ったことだ。
遅い昼食の後、タイヤを貸倉庫に積みに行って、 いつも行っているホンダの販売店にタイヤの交換をしてもらいに行った。 久々に店長(20年前親父の知人として紹介された社長の息子)の顔を見た。 その店長がサービスで昨日車に降り積もった黄砂を洗い流してくれた。 タイヤ交換ごときの客に、こんなありがたいサービスはない。 2、3日後の給油のときまで洗えないなー、と思っていたので。。。
タイヤをまた貸倉庫に収めて、帰宅したらもう6時半近くだった。 きょうはとにかく移動に時間のかかる日だった。 うちの近所にも桜の見どころはいくつかあるし、 車屋に行くまでにもいくつかの桜の見どころがある。 渋滞だらけなのはそれが理由にちがいない。 車が多いだけでなく、とにかく動き方がめちゃめちゃ遅いのだ。 こういう日に、他にもいろいろ用事を抱えながら用足しに出かけるのは、 できるだけ避けた方がいいものだ。
きょうはタイミングがよすぎたのだ。 昨日はまだ風が冷たく、異常な黄砂の攻撃にも遭った。 まだまだ優雅に花見を楽しめる陽気とは言えなかった。 この日曜日にようやく暖かくなり、桜も満開か満開寸前である。 こういう日が来るのを待ち、耐えていたのは桜だけではないのだ。
さて、車から見たり、途中で降りた折に眺めた桜の風景の印象だが、 桜色の雲海の遠景にあまり生彩が感じられないのはなぜだろうか? むしろ、薄汚い風景に見える。 空の色が冴えないのだろうか、それとも桜の色が冴えないのだろうか? 桜が美しく色づくためには、昨日までの涼しさや寒さはよくないのだろうか? 涼しかったり寒かったりしたおかげで、長く桜を眺められるのが嬉しいが、 生彩ある桜を見たいと思うなら、 一気に咲いて散るほどの暖かさがいいのかもしれない。
毎年、ハッとさせられる桜の風景は、 土手などから下がるように枝を伸ばしている桜の並木である。 特に、自分がその下にいたりすると、いっそう壮観な眺めである。 また、1本だけ、凛として伸びている桜も美しい。
毎週市吹に行く前に寄る喫茶店は、昨日は桜の枝を飾っていた。 この店は、庭に大きな桜が数本植えられているのである。 室内で観賞できる桜というのもいいものだ。 私の部屋にも桜を飾れたらいいのになぁ、と思うが、我が家にはない。 十数年前、部活の生徒から、好きな花を尋ねられて、桜、と答えた。 その時は知らなかったが、これは、私の誕生日に贈る花を考えていたようだ。 私の誕生日は1月である。 困った彼女らは、私がまだ家に着かないうちに家に電話をして、 妻に相談したそうだ。 相談した妻も困って、自分の好きな花をいくつか候補に挙げたようだ。 花束はいつも妻へのプレゼントになるのだから、それは妥当な判断だった。 そんな昔のことまで思い出された。
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