TENSEI塵語

2006年02月05日(日) アヴェ・マリア

昨夜、市吹に行く前に夕食をとった店で、アヴェ・マリアが流れていた。
カウンターテナーの声らしい、ゆったりとしたテンポのアヴェマリアだ。
何か、、不思議な感じ、、、これはどこかで聞いたことがある、、、
それだけでなくて、何か切迫したような雰囲気まで漂って響いてくる。。。
いつ聞いたんだろう、、、どこで聞いたんだろう、、、誰の作品だろう、、、
これを聞いたのは、何か、コーラスっぽい雰囲気か、重唱だったか、
何かそんな感じがするけれど、確かじゃない。。。
エンヤみたいな声? いや、違うなぁ、、、アバにもこんな感じのが
あったような気がするが、違うなぁ、、、でも、クラッシックじゃない、、、
そうだ、もっと速いテンポで歌って、、た、、よう、、、、なー、、、

おぼろげな記憶を掘り起こした瞬間の感覚というのは、不思議だ。
謎の部屋の前に立って、一気にドアを開けて部屋の全貌を見渡せたみたいな。
それまで到底会えそうになかった人物が、いきなり目の前に現れたような。
とにかく、ある瞬間に突然、そのアヴェ・マリアが、
韓ドラの「天国の階段」で何度も流れていた曲だと気がついたのだ。
何という驚き。
あのドラマのオリジナルだとばかり思っていたし、
こんなにしみじみと歌われる曲だとは思っていなかったからである。
ドラマでは、決定的場面というようなところで何度も使われていた。
非常に印象的な歌で、シューベルトやグノーのより傑作じゃないか、
気の利いた曲を作ったもんだ、と感心してこの曲欲しさにサントラも買った。
ドラマを見ていたとき、途中で何度も憂鬱になりながらも、
挫けず見続けられたのは、この曲のおかげだったのかもしれない。

しかし、原曲があったとはね、、、誰の作った曲だろう、と検索してみた。
なかなかヒットしなかったが、
「『天国の階段』でも使われていたカッチーニ」と書いている人がいた。
初めて聞く名前の作曲家だ(いかにもありそうな名前だけど、、)。

さらに、「カッチーニ」で検索してみたら、
カッチーニのアベマリア」というサイトがあった。
そのページの4つの窓の一番右の聖母マリアのところをクリックしたら、
抑揚も何もないが、ストリングス音のミディ演奏が聞けた。
(私もよくやるような遊びをやってる人がいるんだなぁ、と感心した)
そのメインのページではビアノ音の演奏が鳴っている。
これを書いている今も、そのピアノ版演奏を流して聞きながら書いている。
そのサイトの紹介によると、昨日私が聞いたのは、スラヴァという歌手か?

昨夜から今夜にかけてのこの出会いも、ひとつの劇的な出会いだ。



さーて、きょうも1日高校生相手に、よくわかってない曲の指導をしたから、
めいっぱい疲れたぞ。
朝出かける時からして、道路がわずかな雪でつるつるに凍っていたから、
スタッドレスでも何度も発進時に滑って、たいへん緊張した。
たいてい、緊張はしながらも楽しんで運転するのだけれど、
今朝は、心底怖いな、という思いが去らなかった。
国道21号以南に至ったらようやく雪がとけていて、ホッとした。


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