でこすけ日記

2001年12月20日(木) 空が綺麗な日

 今日は傷心を抱えて明日のためのリハーサルでした。
 潤菜たんや響たんのお手伝いのもと、大黒やらリノリウムやらをひいてその後音響照明のレベルチェック。それからゲネプロという本番さながらのリハをやりました。顧問のあいもに言われましたが私らはどうやら春大会や自主公演のほうがイイ演技をする・・・と(笑) 南戯殿曰く、「上(の大会)があると変に気張るから」だそうです。確かになあ・・・。そういうことを考えると純粋に演技の質を磨くとなると、私らはマイペースに行くべきなのかなあと。だって、その方が断然演劇やってて面白いって感じられそうだし。とにかく今回はキャスト陣、相当イイ演技はいってます☆
 あ、南戯殿・・・今日のビンタも顎ヒットでゴメン(笑)

 空が綺麗だった。
 藍色の幕に囲まれた夜。
 月は弧を描き、夜空は笑った。
 私は引きつる唇で弧を描こうとするけど、代わりに涙が横顔に弧を描いた。
 どうしたらそんなに上手く笑えるの?
 破れた空の向こうから差し込む星(ひかり)
 薄くかかる雲。
 とても綺麗、だけど憎い。
 アイシテイル、だから憎い。       

(帰り道のカノンの脳味噌より)


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