西日が差したら枇杷の実を食べよう
index|past|will
| 2003年01月15日(水) |
自己満足とエンタティメントのナイスな融合『少林サッカー』 |
ずらーっと並んだレンタルビデオの列で証明されているように、 ご存じ、去年の大ヒット作。
なんかさ。 「自分の好きな世界を追求するもんね」の自己満足的世界と、 「楽しませまっせー」なサービス精神が、 見事に、そして小気味よく融合しているのね、これ。 主人公、チャウ・シンチーの顔が、 ゴン中山と少々カブって見えたのがナンだったけど、 期待を裏切らない、バカバカしさ・・・もとい面白さでした。
登場人物、どのキャラとっても、 たいそうデリシャスなんですが、 ブセミファン的には、 「オレは1秒で○万元を動かす男だ」の、青ガエルこと、 三にーさんが、ツボキャラでしょうか。やはり。 これ、ハリウッドリメイクされたら(されないと思うが)、 三師兄には、ブセミを推薦しておきます。遠く極東から。
とはいいつつ、キーパー役のダニー・チャン (最初、電影配楽担当で、ダンスシーンの撮影の準備をしていたら、 あまりにブルース・リーに似ているので、チャウ・シンチーに気に入られ、 脚本を書きかえられて、四師兄の役に抜擢されたとか) も、面白さでは、捨てがたい。
となると、やっぱり、「ぱんつ」の大にーさんも、 「ハンサムなのにハゲ」の二にーさんも・・・と、 収拾がつかなくなってしまうので、いっそのこと、 全員まとめて「らぶ」ということにしておきたいほど、 「愛らしい人たち全員集合」の映画でした。
|