西日が差したら枇杷の実を食べよう
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2002年03月03日(日) ジーナ・ローランズは美しい。『こわれゆく女』

ジーナ・ローランズの、というより、
ジーナ・ローランズとカサヴェテスの『こわれゆく女』をみる。
かなり重苦しい題材なのに、なぜか、スコンと抜けた軽さが、
あるのが不思議。カサヴェテス映画。
軽いというか。乾いているというか。
でも、乾いていても、芯のところは、しっかり湿っている。
そんな感じ。
かなしみや、くるしみの向こうに待つ、ちいさな幸せは、
いつも、ほんの少し、湿り気があるものなのかもしれない。

なにかこう、救われる。いろいろと。
こういう映画に触れると。


otozie |MAIL