西日が差したら枇杷の実を食べよう
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2001年04月13日(金) タキシードラヴァー!!、デル・トロ

ベニシオ・デル・トロ。
オスカーもゲットして、すっかり、人気もんですねーーーー。

ごめんなさい。
私は、『スナッチ』も『ユージュアルサスペクツ』も
もちろん!?『ラスベガスをやっつけろ』もみておきながら、
その素晴らしさを素通りしていた、だめ人間。

アカデミー賞授賞式のタキシードの着こなしで、
はじめて「ベニシオショック」の洗礼を受けました…。
すんません、遅くて。

うん。
タキシードを着て、あんなにカッコよくふるまう男優、
はじめて見ました。
なんてゆーか、わたし好みの動き!?というか、着こなしだった。

そりゃ、「本来の意味でタキシードが似合う人」は、
皇族の方々はもちろん、ハリウッドのセレブの中にも、
いっぱいいらっしゃいます。

でもね、ベニシオみたく、なにかこう、
「歩くフェロモン」みたいに、タキシードという服の持つ本来の意味とは、
違う文脈でタキシードを着こなしている人は、ちょっといないというか。

まぁ、簡単にいっちゃうと、「ドラマティックでセクシー」(笑)な着こなし。
(簡単に言いすぎだってば…)

‘ドラマティック’というのは、
普段、「タキシード」系の権威的な服装なんぞ、苦手そうなのに、
着てみると、これが意外と堂々と似合っちゃうのね、という意外性の魅力。

そして、‘セクシー’というのは、
そのものずばり、着ている時にからしてすでに、
脱ぐところ、つまり、
「ベイベー、オレのタキシード姿、カッコよかったかい?」
とベッドルームでドレスシャツから、
裸の肩を半分見せているところが、目に浮かんでしまうような。
↑私の想像、まちがってるでしょーか???

しかし今、振り返ると、
『ラスベガスをやっつけろ』で惚れなかったってのは、わかるとしても(<失礼)
『ユージュアルサスペクツ』で無視したのは、何故だろーなぁ。
「死に顔、ブシェミに似てる」とか、ちらっと思った記憶はあるのになぁ。
(あ、ごめん、ネタバレ。でも、その意外とあっけない、
 殺られ具合も似ていたわ、今思うと)

きっとあの、ルパン三世実写版みたいな、髪型が
死ぬほどダメだったからだろーな。


otozie |MAIL