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2006年09月02日(土) 富田林市人権教育推進協議会 機関紙第182号「にんげん」(2006年8月1日発行)



「にじいろホッ8色の虹トラインについて」





Anno JOb Logに、その一部がご紹介されていたので。


富田林市人権教育推進協議会 機関紙第182号「にんげん」(2006年8月1日発行)


いろんなイロがまじって いろんなイロでなりたっているにじ 
いろんなイロがあるからこそ にじってきれいなんですよね 
ひともみんな同じイロではなくてもいいんですよね 
同性のひとを好きになっても 
反対の性になっても 
女の人や男の人のどちらかにならなくてもいいのです 
いろんな性のありかたがあってステキなにじができあがります 
あなたのありのままのイロがもっとかがやけるよう 
社会がもっとイロのステキさにきづけるよう
「にじいろホットライン」をはじめました 





■ にじいろホットライン

●セクシュアル・マイノリティの人たちの電話相談『にじいろホットライン』
 子どもから高齢の方まで、セクシュアル・マイノリティに関することで悩んでいる
ご本人やその周囲の方なら、どなたでも無料でご利用できます。
 自分のこと。家族や恋人、学校や会社とのことなど、お悩みのことをなんでもお聴きします。相談員はひみつを守り、あなたにとってよい方向に進むよう、一緒に考えていきます。お気軽にお電話くださいませ☆

●相談例
 「自分の性別に悩んでいる・・・」「同性を好きになるっておかしい?」「理解してくれる人がいなくて・・・学校に行きたくない」「子どもが同性愛者みたい。どう理解したらいいのか・・・」「同じようなことで悩んでいる仲間に会いたいけど、どこにいったらいい?」などなど


※日時:第1金曜日・・・10:00〜17:00
    第3金曜日・・・14:00〜21:00
     (11月3日はお休みで、11月10日に実施します。)
※電話番号:0721−20−0285
※連絡・問い合わせ:富田林市人権教育推進協議会
          Tel:0721−20−0285
          Mail:tayousei_tondabayashi@yahoo.co.jp


■シリーズ連載1「性同一性障害」と子ども
〜多様性の社会へ〜

 「性同一性障害」という言葉は、最近マスコミなどでも数多く取り上げられるようになってきました。2003年には、テレビドラマ「3年B組金八先生」でも取り上げられ、2004年には「性同一性障害特例法」が成立。つい最近も「性同一性障害」と診断された子どもが「女児」として、学校生活を送ることを認められたとして大きく取り上げられました。
 認知は進んできたものの、性別に違和感を持つ当事者自身の苦悩やこの問題での予断や偏見による差別・社会の障害はまだまだ残っています。
 例えば、「性同一性障害」は、「心と体の性が異なる人」とよく報道され、ホルモン療法や性別適合手術(いわゆる性転換)をして、完璧な女性/男性になることをめざしている人と思われがちです。
 しかし、ホルモン療法のみ、精神療法のみ、反対の性の服装のみを希望する人等、「性同一性障害」にも多様なものがあります。また、「性同一性障害」に限らず、診断を受けていない、または診断に囚われないが性別に違和感をもつ人は多くいます。
 よく「同性が好きだから性別を移行するのでは?」と聞かれることがありますが、自分の性別・性器への違和感によって性別を移行するのです。もちろん、性別に違和感がある人の中にも同性愛の人は存在しています。女性から男性に移行して、男性と交際するという人もいます。それぞれが多様で、多様性を尊重する姿勢が求められています。
 また、性別違和をもつ子どもをとりまく社会の障害を考えてみましょう。性別違和をもつ子どもの不登校経験率は、32%(あべメンタルクリニック 1999)。日本の小、中学生全体での不登校率が1%(文科省 2004)と比較しても、大きな差があります。学校での強固な男女区分(例:制服・体育の授業など)や、先生や友だちからの偏見・いじめなどもその要因です。以前、取材で、「女の子のような男の子」がいじめられていることを知りながら、それを止めないどころか「俺も(その子が)気持ち悪い」と平然と語る先生の実例を聞くこともあったほど、差別は横行しています。
 ある子どもは、先生になりたいという夢を持ち、学校に行きたいけれども希望する性の制服に変更許可してくれないために、不登校せざるを得ない状態にあることを語ってくれました。その一方で、本人の希望する性の制服、希望する名前での呼称、ゴム印、名札の作成などをしている学校も存在します。その学校に通う「性同一性障害」の子どもは、「勉強する気になった」と活き活きと語っていたことを思い出します。
 「性同一性障害」とは、本人がいかにこの問題を「受容するか」ではなく、いかに社会が性別を移行するひとたちを受け入れるか、強いては「男」・「女」という仕組みのみでよかったのか、を考える機会を与えてくれていると思います。

(この連載は、にじいろホットライン担当の栄留里美さんにお願いして3回のシリーズで連載します。)


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