| 2006年02月18日(土) |
石川一雄さんの上告棄却 “ソンナバカナコト差別ダゾ”亀井兎夢さん(1977年) |
婦人民主新聞縮刷版第六巻(婦人民主クラブ発行/1977 年 8月 19日号より) 石川一雄さんの上告棄却に “ソンナバカナコト差別ダゾ”亀井兎夢さん
| 「上告棄却の後、新聞には解放同盟、弁護団、文化人の案として、不意打ち、意表外の感などとあったが、私はそうではない。・・・たとえ科学的、合理的な弁論、大衆の世論の三拍子がそろっても、警察の面子を保つため、科学、理論を押し切り、権力の強引な屁理屈で、おかしな証拠を平然と合理的だ、正しいといっのは十四年前の一審、三年前の二審の判決と同じで、政治的判決が先行、差別、社会的抗議を無視しているのは、一、二審の仕上げといえる。当然黒の判決が出るところで、予想外れではない。司法の反動化というが、これは今始まったものではない。それは六〇年代から徐々に進行してきている。経済成長の破綻から大衆の生活はひどくなり、これに向けて予防的反革命反動は諸方面にある。けっして司法が先端を切ったものじゃない。もし万が一、白になれば、司法権力、警察はガタガタになってしまう。これを防ぐためのじつに悪質な権力犯罪なのだ。部落差別と一体の大犯罪である。・・・私は前からこの事件は部落差別だと言ってきた。無知無学につけこんでデッチ上げ、権力側にとっては一般的な差別裁判である。・・・デッチ上げ、エン罪を権力のない人に押し付ける権力犯罪は、誰かを告発しなければと、権力が部落青年を犯罪者につくり上げようとした。・・・私は“ソンナバカナコト差別ダゾ”とか、裁判官の表情もかきこんだものだ・・・」(亀井兎夢さん)
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