| 2003年01月27日(月) |
姫だるまの女性差別問題1952〜1980 |
☆☆買春 ☆1952-10-12 遊郭設置に反対 山口県で(婦人民主新聞)
「山口県玖珂郡玖珂町では九月三十日夜の町民大会に千数百名があつまり、遊郭設置反対、町政の民主化を決議しました。 玖珂郡一体が昨年のルース台風で相当の被害を受け、その災害復旧工事に5千名の日雇い労働者が集まったのに対し、玖珂町の有力者が労働者慰安と称して遊郭設置運動を起こし工事に着手しました。 そこで地元婦人会、青年団が遊郭反対運動を起こし、ボスに対抗して立ち上がったもので、なりゆきが注目されています」
☆2003-01-14 09:20(アサヒ・コム)
山口県玖珂(くが)町教委が町民を対象に実施した「人権問題に関するアンケート」で、心身障害者や「同和地区の人」との結婚についての意識を尋ねていたことがわかった。町教委は町民から「差別や偏見を助長する質問で、不適切」との指摘を受け、13日までにアンケートの中止と用紙の回収を決めた。 町教委によると、アンケートは昨年12月、人権教育の新たな指針を作るために、無作為に抽出した20歳以上の男女計1000人を対象に、実施された。無記名で今月末までに回答するように求めていた。 問題の質問は、「人権の個別的な課題について」の項目のひとつ。「次のような人(心身障害者、外国人、感染症患者、罪や非行を犯した人、同和地区の人)との結婚についてお聞きします」とある。 回答者が既婚なら自分の子ども、未婚なら本人が、その立場の人と結婚する場合の対応を尋ねたもので、既婚の場合は「子どもの意志を尊重する」「家族や親戚(しんせき)の者が反対なら認めない」「誰が何と言っても絶対に反対する」など5つの選択肢から選ぶ。未婚の場合も同様に「自分の意志を貫き結婚する」「家族や親戚の者が絶対反対なら仕方なく結婚をあきらめる」などの4通りの回答が用意されている。 このアンケートに対し、町民の男性が「列挙された人たちに対する差別や偏見を助長する質問で適切ではない」と抗議。町教委は県教委と相談し、10日に中止と用紙の回収を決定した。担当職員が「質問事項に不適切な項目が含まれていた」とする謝罪文を持って各家庭を回り、ほぼ回収し終えたという。町教委の伊藤卓男・教育次長は「具体的にどの質問が不適切だったかは言えないが、一部質問に配慮が足りなかった。深く反省し心からおわびしたい」と話している。
☆ 様 > > 1月に中止・回収いたしました「人権問題に関するアンケート調査」について、貴 > 重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 > また、不快な思いをさせてしまいましたことに対し、心より深くお詫びを申し上げ > ます。 > さて、玖珂町教育委員会は、今日において、いまだにある差別や偏見を根絶するた > めにも、反省の上にたち、平成15年5月9日に再アンケート「手をつなぐもみの木 > アンケート」を実施し、改めて強い意志をもって、人権問題に取り組んでまいりま > す。 > 大変遅くなり申し訳ありませんが、詳細につきましては、玖珂町ホームページに掲 > 載しておりますので、ぜひ、ご覧いただきますよう、宜しくお願いいたします。 > 玖珂町教育委員会社会教育課
☆1953-09-06 労働省婦人少年局の世論調査
1953-03-14〜03-30実施 全国四十都市の二十歳〜五十九歳までの男女三千名に面接調査
・遊郭に似た場所にいる売春婦をどう思いますか。 同情的二九% 反感的四四% どちらともいえぬ四% 何とも感じない(不明)二三% ・どうしてそのような商売に入ったと思いますか。 生活難、経済的理由五三%、家庭の不和、敗戦の結果七%、生活難、その他四%(以上社会的原因六四%)個人的動機一三% どちらともいえぬ三% 個人的、社会的両方一三% 不明七% ・どういう事情にもせよそういうことをするのは悪いことと思いますか。 罪悪である七八% 悪いことではない九% 仕方がない三% 一概に言えぬ七% 不明三% ・男の人がそういう所で女遊びをすることをどう思いますか。 悪いことではない七% 何ともいえない一六% 悪い七六% 不明一% ・妻帯者がゆくのはどうか。独身者でも悪いと思いますか。 誰が行っても悪くはない一% やむおえぬ場合もある四六% 絶対悪い五二% 不明一% ・男の女遊びをなぜ悪いと思いますか。 家庭不和二九% 性病の伝染三十% 金の浪費一二% 堕落不良化の原因一一% 犯罪の原因五% 女の人格の冒涜二% 道徳上一四% 風紀上五% その他七% 不明一三% ・業者をどう思いますか。 悪くない一一% 商売だから仕方ない一四% 悪い七〇% 不明五% ・遊郭に似たような場所は社会にとって必要ですか。 必要二七% ある程度必要二五% 不必要三八% ・必要という人にその理由。 男の本能慰安一六% 女性の保護一九% 風紀秩序の維持四% その他五% 不明八% ・なくなるかどうか別としてなくしたいと思いますか。 あったほうがよい一七% 何ともいえぬ一四% なくしたい六九% ・なくすることができると思いますか。 できる一〇% 少なくできる四五% 何ともいえぬ五% できぬ四% 不明五% 何ともいえぬ一四% あった方がよい一七% ・必要と弊害と両方考えて、の社会であった方がよいと思うか。 よい三五% 何ともいえぬ一四% ないほうがよい四五% 不明四% ・なくすためにどうすればよいと思うか(なくすことができるという人)。 取り締まれ三一% 一定地域営業規格の厳正化九% 男女の自覚、教養を高める二一% 職を与え生活を保護する一七% その他一一% 不明二一% ・法律で禁止するのをどう思いますか。 賛成三七% 反対三七% 不明二六% ・外人相手の女をどう思いますか。 同情的四三% 反感六〇% どちらともいえぬ二% 不明一三% 知らない四% ・そういう女たちのために起こる弊害。 性病の伝染六% 混血児の出生一〇% 風紀、道徳の低下一九% 子どもの教育に悪い三三% 年頃の青年、娘に悪影響二一% 劣等感四% その他三% 不明一八% 弊害なし四% 外人相手の女をしらぬ四% ・そういう女がいなければ困りますか。 困る三七%(一般婦女子に危害三十% 家宅侵入等四% 土地が寂れる二% その他一%)何となく困る五% 不明一六% 知らない四% 困らない三八% ・そういう弊害を避けるためどうしたらよいですか。基地の風紀問題の対策は。 駐留軍の撤退一五% 本国から女を連れて来い三% その他三%(以上駐留軍への希望)人目につかぬよう二四% 取締の強化一二% 厚生の道を与えよ一〇% 本人の自覚、反省六% 学校、家庭での青少年の不良化の防止六% その他五% 知らない四%
☆1956-05-27 やっと成立 これからが問題
昭和二二年以来提出され続けた売春防止法が 五回の流産ののちに今国会でやっと成立しました(三一年5月成立、三三年四月一日施行)・・・この日は中山マサ、市川房枝・・・氏ら国会議員が与野党問わず出席、・・・講師として神崎清、平林たい子氏らも・・・
☆1958-02-09 消える赤線地帯 玉の井の表情
四月からの売春防止法の完全実施に伴い 長い間の公娼制度がいよいよ消え去ることになりました・・・東京では吉原が一月一日から紅灯を消したのを始め、新宿、玉の井などの赤線では・・・二月いっぱいで事実上閉店してしまう模様です・・・
☆1959-01-25 ザル法実施されて一年 売春防止法の盲点をつく
・第一線の苦心 電信柱の数よりも多い街娼 亭主はヒモというのが多い 家さえあれば立ち直れる人も 相談所行きは検挙者の一割 ・新しい問題点 白線化した現実に手を打て ・売春法の盲点 予算が少なすぎる(単純売春も防止すべき 心理性格まで直せる予算を 転落防止費はゼロに等しい ぜひほしい地域社会の協力
☆1960-09-25 ザル法といわれながらも 売春防止法実施されて二年 成果もチョッピリ 目立つ「こじき売春」増加
・「こじき売春」・・・お茶屋のの開業が復活し、貧困に負けた女たちが亭主ならぬヒモと結びつき、暴力沙汰も伴って・・・ ・もぐり売春 ・・・旅館の許可制は公衆衛生面のみで規定され、一旦許可されれば内部改造、あやしげな営業が・・・ ・変貌する元遊郭 京都中書島・・・全国で珍しい例として、学生下宿への集団的転業・・・将来は住宅街に変わっていくのではないかと思われている・・・
☆1969-04-25 第二の赤線 トルコ風呂 一億円投資しても二年で元とれる
売春防止法の立法化に活躍した日本基督教婦人矯風会が個室追放の運動に立ち上がっている・・・むずかしい個室廃止・・・風俗営業取締法で廃止するか 売春防止法の改正に託すか
☆1972-08-18 健在、赤線・青線・白線 売春問題を考え直す
・・・性病の蔓延を恐れて地図上を赤線で囲んだのが「赤線地区」の由来です。赤線のまわりに業務内容は同じで、飲食店の許可だけで自然発生的にできたのが青線。そのまわりに、あまり金をもたない、こぼれおちた男たちを相手にできた街娼の街が白線(主に山谷)です。・・・三八婦人団体が何度出しても流産、それでも世論の高まりにおされて「こぼれる水を受け止めるバケツさえないザル法」として現行の「売春防止法」を可決しました。・・・売春の規定は「不特定多数の相手にお金をもらって性交すること」ですが、「防止法」であって「禁止法」ではないのが抜け穴です・・法を作った政府の意見では「めいめいが良心に応じて守ってゆく、高度の道徳性を備えた倫理立法」だそうです。・・男女両罰ではなく、相手になった男を罰することは認めていません。・・・もっとも大きな穴は売春をやめた場合、生活の保障がない、更生の決めてがないということです。
☆1980-07-11 観光買春めぐりアンケート 〜買春観光に出かける日本人、またそれを容認する日本の妻たちはいったいこのことをどう考えているのかという相手国からの問いかけに答えて
「アジアの女たちの会」1980-01〜03実施 回答数二百十七人(うち男性百二十九人女性八十八人)
・あなた自身はこうした夜の観光についてどうお考えですか
別に問題にすることではない(男32%女20%)よくないことだ(男63%女73%)回答なし(男5%女7%)
・買春観光について次の批判・感想がありますがあなたの意見に近いものは
男性の楽しみだから仕方がない(男9%女2%)アジアの国は貧しいので身を売る女がいてそれを買う男がいてもいい(男8%女2%)日本では売春が禁止されているから男が外国へ出て行くのだ(男10%女5%)日本では女性と遊ぶのにお金がかかるが外国は安くてよい(男5%女1%)日本の中で遊ぶのと違って後くされがないからよい(男9%女13%)男の付き合いでいく場合は仕方がない(男7%女6%)外貨のむだ使いである(男6%女8%)性病が日本に入ってくるのが心配だ(男9%女16%)反日感情を煽るおそれがあるから自粛してほしい(男34%女35%)他国の人々を蔑視し搾取する行為であり許せない(男37%女44%)その他(男17%女22%)
☆1795-11-07 買わなかった観光買春「キーセン体験記」 〜韓国の女たちが貧しいために観光客を相手にする「キーセン観光」
・ホテルは日本人だらけ 「ひとついいことを教えましょうか。わたしやわたしの友人たちはキーセン観光に反対で・・・斡旋をやめたらDホテルのイメージアップになりますよ」「初めてそういう考えがあることを教えてもらいました。感謝します。求められもしないのに斡旋するようなことはやめます」 ・ヤリテ婆さんと話して 「日本の男でしょ。信じられないね」「金で女を買うようなことはしないことにしているんだ。韓国にもリブがあってチマ・パラム(スカートの風)というらしいね。日本にもあって・・・俺共鳴してるんだ」「日本もアメリカ並だね。もっと詳しく聞かせてよ」・・・「今度の韓国旅行も友人の女性が一緒なんだ」「うらやましいねえ。韓国もそうなるといいねえ」 ・ショートタイム六〇〇円 「あんた、なぜ私を買ってくれないの」「あなたは綺麗だけど、買春は反対なんだ」「日本の女がうらやましいね」「いい恋人と新しい仕事が見つかるといいね」 ・通訳をしてあげた日本人客(男性、30歳、大分出身)が 「観光案内人に斡旋されて五千ウォン(約三千円)で買ったんだ」「それじゃ彼女の手には二千ウォンくらいしかわたらないだろうな」・・・「あの女、可哀想だな」「彼女、日本語はどうだった」「全然ダメでつまんなかった。やりゃいいってもんじゃないな」「そりゃそうだよ。だから女は金で買わないで口説くもんなんだ。韓国語覚えた方がもてるぞ・・・おそらく彼女たちは内心では買春する男を軽蔑しているんだろうな」(T)
☆1977-06-24 トルコ嬢の手記 売春防止法の制定から二十一年がたったが、売春そのものは潜在化し、形を変え生き続けている。 「・・・なお驚いたことは、年一回県内のトルコ嬢が集まる総会に、保守党の代議士から祝電が来る。招かれた医者はどうしたら性病にかからぬか説明し、警察からさえも挨拶があり、大学の先生方までお話をする・・・」 「・・・全世界の不幸がすべて自分の上にあるわけではない・・・誰でも九つの苦しみや悲しみがあっても、一つの幸福が欲しいと思っている・・・物・物・物のあふれたこの国ではまた、他の国にある貧しさから来るのとは別の、中学生から主婦に至るまであっけらかんと売春行為を行っている・・・しだいに金がすべての世界の中にどっぷりと浸かり・・・何かが間違っているとしたら、この社会全体ではないのか・・・しかし今日は失ったすべてのものにかけても、自分の道を見つけたいと思いつづけた」
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