tama * fuwariのサイト内、tama の日記。視点はふわりふわりと思いつくままに
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知人の日記、「夫婦別姓in五輪」を見て。確かに、上村愛子選手、岡崎朋美選手、結婚していてもそのままの姓だ。アスリートに限らず、海外で仕事をする人にとっては(アスリートが仕事かどうかは別として)、パスポートの名前というのがとても大切になるのではないかしら。パスポートが戸籍名だと、航空券もホテルのチケットも戸籍名になってしまって、何かと面倒だ。私も海外出張に行って面倒なメにあったことがある。結婚していて社内で通称性を使っていた頃の話なので、かなり昔のこと。パスポートは戸籍名だった。現地の人がホテルを予約してくれたんだけど、ホテルにチェックインするときにフロントで、パスポートを見せろ、航空券を見せろ、名前が違う、なんて感じになった。英語力がないので、すごく往生した。あ、これはパスポートの問題じゃなくて、英語力の問題かな。確か、いつの頃からだったか、パスポートに通称姓を併記できるようになって、そしてその条件が緩和されたんじゃなかったかな。パスポートが通称姓併記なら、海外でも通称で動きやすいよね。そんなこともあって、海外でも活躍する女性が通称姓で動きやすくなったのかしら。あれ?逆かな? 海外で活躍する女性が増えて、今までの姓をそのまま使いたいという要望が強くなって、それでパスポート併記できるようになったのか。ともあれ、いろんな人がいろんなことを一つずつ積み上げてきて、通称姓が受け入れられるようになったのだろう。上村選手や岡崎選手が通称姓でバッシングされることもない。自然に受け入れられているように見える。「家族の絆が破壊される」から別姓反対という人がいる。そういう人は別姓を選ばなければよい。すべての人に別姓を押し付けようとしているんじゃない。妻と夫が同じ名字にしたければ、そうすればよいだけの話。セイの字が違う“同性婚”なんかについても同じ。すべての人に同性婚を強制するわけじゃなく、同性と結婚したい人がそれを選べるようにするだけ。ただそれだけのこと。それなのに、なんで反対するんだろ。個人の思想や信条を尊重せず、選択の自由を奪う。その結果として数の圧力でマイノリティーを押しつぶす。特にこの10年、日本は暗黒時代だった。政権が代わって本当に良かったと思う。
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