たりたの日記
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2017年03月23日(木) 抗がん剤治療を開始した日

今日は初めての抗がん剤治療の日だった。
二回も癌の手術をしながら、今日まで抗がん剤のお世話にならなかったわけだが、これでは癌サバイバーと言っても迫力ないなあと思っていた。けれど、神さまは、必要な試練はきちんと与えてくださるものだ。これでわたしも晴れてサバイバー、今のところはだけど。

手術から1年目の検査の結果、腫瘍マーカーの数値が上がっていて、CTの画像もあやしいところが見つかった。翌日3月9日にPET−CTを取り、翌週の外来で、転移の疑いが強く、抗がん剤治療を受けることになった。それほど副作用が強くない薬なので、4月18日から9日間のイスラエル旅行は行っても良いということだった。むしろ言った方がよいと、主治医は積極的に勧めてくださった。
そうか、、そういうことなんだなと理解する。

治療は1週間に一度、二週続けて、1回5時間の点滴を受け、3週目は休みと、3週間に2回の割合で続くことになる。副作用は比較的軽いとは言っても、人によって様々だということだった。

5時間をどのように過ごすか考え、バッグに本や明日の中3クラスの最後の授業の準備のものなど詰め、点滴を受けながら昼食をとることを考え、とうふハンバーグをまんなかに入れたおにぎりとミニトマトとノニ茶を用意する。病院のおいしいパン屋さんで、桜あんパンも買った。

病院のリクライニングシートの上で点滴を受けながらの5時間は、私としては快適で充実した時間ではあった。看護士さんもとても親切でうれしかった。

まずはロザリオの祈りを始めから終わりまで5連唱え(個室ではないので、声には出せず、心の中でだったが)、数日前にアマゾンから届いたばかりの英神父の著書「道しるべ 〜スピリチュアル・ライフ入門〜」を読む。よくよく参考になった。この本を繰り返し読むことになるだろう。このことについてはまた日を改めて書くことにしよう。
とにかく、必要な本が届けられたということに感謝。

後半は、明日の教材になるC.S.ルイス著「ナルニア国物語」の原書「The Lion, The Witch and The Wardrobe」を読む。この本も私の人生で、大切な本だった。それをしかも原書で生徒達と読めることはどこかで夢見ていたことのような気がする。

NJ、リッジウッドの小学校の小学校2年生だった次男の教室を訪れた時、担任のミスター・ダンがこの本の読み聴かせをしていた。毎日少しづつ読んで下さり、一冊まるごと読んでくださったことに深く感銘を受けていた。アメリカの小学生が理解できる本だが、日本人の中学3年生にはかなりハードルが高い。知らない単語や言い回しがふんだんに出てくるからだ。受験に関係ないから今まではあまり読めなかったが、高校受験を終えた今なら良いだろう。
この本に登場するアスランは実はイエス・キリストなのだ。明日の授業ではアスランの死と復活を、これもまた英語の聖書の箇所を参照しながら読むつもり。準備にはたっぷり時間が必要。

話題がすっかりそれてしまった。


点滴の後、吐き気も熱も疲労感もなく、駅まで10分ほど歩き、帰りには駅ナカで美味しそうなお弁当や食材を買いこんで家へ。
この日、夫はイグナチオ教会へ英神父との面談。
夫が帰ってくるのを待って、いっしょにジムの温泉へ。

夫が明日から朝の祈りと夕の祈りを私といっしょに唱えるという。
このこともずっと夢見てきたこと。




たりたくみ |MAILHomePage

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