たりたの日記
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昨年、パン焼き機を買い替え、それには餅つきの機能が付いている。熊本の叔父が送ってくれたもち米も残っている。それでは今年のお正月のお餅は手作りで。 30日、大掃除の日の昼食時、パン焼き器で餅つきをし、つきたてのお餅をからみ餅でいただき、後はすばやく丸めて、お雑煮用に。
子どもの頃は木でできた長く平たい箱(何という名前だったっけ)に餅がぎっきし並べられてあるものが餅屋さんから届いたよね。で、あの餅、すぐにカビがはえて、そのカビを削っては焼いて食べたり、ぜんざいに入れたりしていたよね。
そんな昔話をしながらお雑煮をいただく。 餅にカビがはえるなんて、まだ冷蔵庫が一般的でなかった頃の、7歳や8歳くらいの記憶、それなのに、あの餅の形も、お正月の部屋の空気も、しっかりと固定されている。
お正月も、木箱いっぱいのお餅も、非日常のことがらだったからなのだろう。 来年のお正月は、おちびさん達と餅作りをするとしようか。
あれあれ、お雑煮のことを書くのだった。 これは記録として。
我が家のお雑煮は、私の母が作っていたもの。 材料はとり肉のもも、白菜、干ししいたけ、ホウレンソウ、なると、花にんじん。 昆布とかつおで丁寧にとった出しと干ししいたけの戻し汁に薄口醤油と酒で調味し、とり肉、しいたけ、大きくきった白菜を入れしばらく煮込む。
お椀の底に白菜を敷き、その上に焼いた餅をおき、汁をかけ、肉、しいたけ、茹でたホウレンソウ、なると、にんじんなどを色どりよく並べる。
今やお餅は一年中スーパーで売っているから、お雑煮なんていつでも簡単に作れるのに、なぜかお正月にしか作らず、お正月にしか食べないのは、この食べ物をお正月だけの特別なものとしてとっておく、日本人のマインドなのだろうな。
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