たりたの日記
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| 2011年08月20日(土) |
朗読会「銀河鉄道の夜」のこと |
軽井沢朗読館の朝、森には雨が降っていた。 散策はあきらめ、窓の木々を眺めながらいつものヨガをする。
昨夜の4人宴はとても楽しいものだった。思いの他お酒を沢山飲み、それぞれによくおしゃべりした。それでいてしんとした森の静けさがそのまま伝わってくるのだった。
7時前に起きると青木さんが昨晩の食器の洗い片づけを終え、朝食の支度をしようとしているところだったので、わたしが朝食作りを受け持つことにし、野菜とベーコンのスープとハムと野菜のマリネを作る。今日は午後からのイベントで忙しくなるから、お昼や夜の分もと具たくさんのスープは鍋いっぱいに。
ところでこの日、わたしはまかないとか掃除とか、あるいは受付のお手伝いくらいのつもりでいたのだが、急きょ、音響係として駆り出されることとなった。故大和定治さんの作成した、それも御自分の息で創られた汽車の効果音を朗読の合間に入れていくという作業。音量や音を強くしたり弱くしたりするタイミング、汽笛の入るタイミング、途中でなくなってしまう音をうまく繋げるという課題、午前中のリハーサルを通して見えてきたことをもとに急ぎ台本に書きいれ、自分で朗読しながら、時間を計り、タイミングを計算する。この台本がすっかり頭に入っているわけではなく、機械そのものの操作にも慣れていなかったので、どきどきだった。
一か所、うまく繋げなくてあたふたする場面があったものの、何とか効果音係の役目は果たすことができたようだ。客席からゆったりと朗読とスピナットの演奏を楽しむという訳にはいかなかったが、青木さんの朗読と小澤さんの演奏を生かす裏方として働くことができたことは得難い体験だったと思う。
お二人の「銀河鉄道の夜」の夜は言うまでもなく、素晴らしいものだった。繰り返し読んできたこの物語がまた新しい方向から迫ってきた。
この日の朗読会のことは当日の写真係の岸さんのブログに素晴らしい記録があるので、こちらをどうぞ。
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マック家の雑記帳
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