我が家の青年Hの結婚式だった。学び舎のクルトゥルハイム聖堂での挙式。よくぞまあと思うほど、Hにぴったりな女性が花嫁。司式はHが在学中、世話になり、尊敬していたフランス人のR先生。これまで、たくさん話を聞いてきた、大勢の友達に囲まれて、ずいぶん幸せそうな花婿のH。もう、ほんとうに母親の役目が終わったのだなと思う。おめでとう!桜の花の蕾は膨らんで今にも開きそうになって二人の頭上にあった。