たりたの日記
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| 2008年12月12日(金) |
Down By The Salley Gardens と「月の庭」 |
今週の月曜日、T&Sのリハ。礼拝堂でクリスマスキャロルを中心に3時間ほど練習し、その中の一つをボイスブログにアップした。
「月の庭」という曲。これはアイルランドの民謡「Down by the Sally Gardens」を、シャナヒーという京都で活動しているフォークシンググループが日本語の歌詞を付けて歌っているもの。 日本語だと、アイルランドの民謡というより、もともと日本の歌のようななつかしい響きがある。
前回は、イギリスの古いクリスマスキャロルの日本語訳を試みたが、Down by the Sally Gardens も、この歌の訳詩を付けてみたいと思う。 もちろん、英語でも歌いたい。
Down By The Salley Gardens について調べてみた。
『ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ』(英語:Down By The Salley Gardens;アイルランド語:Gort na Sailean)はアイルランドの伝統的な歌。邦訳は「サリーの庭」「柳の庭のほとりで」「サリーガーデンのほとりで」など。
しばしばウィリアム・バトラー・イェイツの詩として紹介され、後に1889年の彼の詩集The Wanderings of Oisin and Other Poemsに含められた。けれど、この詩はイェイツが口碑に対する感激の印として発表したものであり、これはスライゴー州Ballysodareの村の農婆がよく一人で歌っていた不完全に記憶された3つの詩行の再構成の試みであると述べている。 サリー(Salley)はアイルランド語で「ヤナギ」を意味する"saileach"から来たと考えられている。
Down By The Salley Gardens (柳の庭のほとりで)
Down by the salley gardens my love and I did meet; She passed the salley gardens with little snow-white feet. She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree; But I, being young and foolish, with her would not agree.
In a field by the river my love and I did stand, And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand. She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs; But I was young and foolish, and now am full of tears.
柳の庭を下ったところで愛する人と逢ったんだ 彼女は白雪のような足で柳の庭を抜けて行った 彼女は僕に言った 恋は木の葉が茂るみたいに気楽に でも若くて愚かだった僕は肯けなかった
川のほとりの原っぱに愛する人と立っていた 彼女は白雪のような手を僕の肩に掛けた 彼女は僕に言った 人生は堰に草の茂るみたいに気楽に でも若くて愚かだった僕は今涙で一杯だ
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