たりたの日記
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高橋たか子、まとめるとか書くとか言うレベルじゃなく、とにかく、今は読みたい気分に圧倒され、今まで読み損ねていたものや、読んでいても、忘れていたものを片っ端から読んでいる。
今週になって「亡命者」と「高橋和己ろいう人」、「大庭みな子・高橋たか子 対談・性としての女性」を通して読み、エッセイ集「水そして炎」、評論集「高橋たか子の風景」を部分的に読む。もちろん課題の「ロンリー・ウーマン」も4回目を読んだ。
今読んでいるのは20代、学生の時に読んで、その暗さや救いようになさに辟易した記憶のある「没落風景」。 この暗さ、救い難さに感応する自分をおもしろいと思いながら読んでいる。 あの時には見えなかったもの、受け止めきれなかったものが今はすみずみまで見渡せ、その内に抱えるこんでいる壮大なテーマが洪水のように押し寄せてきて、息を止めつつ読んでいるといった感覚。
その惹き付けられるものが自分の中のかなり深いところからやってくるのは見当がつくが、その正体を知りたい気持ちが働いている。
仕事もしているし、ご飯も作るけれど、集中すれば、すればかなり読めるものだ。 しかし睡眠不足かも・・・今日は一日くしゃみばかりしていた。 今夜は早めに就寝すべし。といっても12時だが。
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