たりたの日記
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2006年06月03日(土) ルオー展へ―名古屋市立美術館

 














名古屋市立美術館へ 特別展示のルオー展を観る。

出光美術館の400点近いルオー・コレクションより、ルオー独特の画風で知られる油彩画の他、初期の水彩画、版画などあわせて209点が展示されていた。
ルオーの画業の中でも重要な位置をしめるとされる連作油彩画「受難」64点、連作版画「ミセレーレ」58点をこの展覧会ではすべて観ることができ幸いだった。

この《受難》に関しては2004年4月8日の日記にルオーのパッションというタイトルで書いているが、わたしの持っている画集では「受難」の全作品は収録されておらず、いつかすべての作品を目にしたいと思っていたが、思いがけなく願いが叶った。

この「受難」64点がすべて揃って出光美術館に所蔵されているのは、ルオーのこの作品を愛した川端康成などの愛好家の尽力によるということも新たに知ったことだった。
東京の出光美術館を訪ねてみようと思う。



<美術館エントランス前の彫刻:アレクサンダー・コールダー>

























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