たりたの日記
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2006年03月25日(土) 由布岳へ 続き

さて、最初の鎖場はクリアして岩の上に上がったものの、尾根に沿って歩きながら、その高さに足が竦んでしまった。
這って進むのならまだしも、とてもそこを歩ける気がしない。

高所というより、露出感に慣れていないのだ。
しかも頂上付近に更なる鎖場。
今度はもっと大変な様子。わたしのすぐ前を歩いていた若い青年たちがずいぶんこわごわと登っているのが見える。

わたしは意気地なく西峰をあきらめ、マタエに引き返し、もう一方の頂上、東峰へ登ることにした。
こちらは鎖場も足が竦むような尾根もなく、ただただごつごつした岩を登って、ほどなく1584mの頂上。
ちょうど正午。
湯布院の町の正午のサイレンが聞こえる。
携帯も通じたので同居人に「頂上だよ」と電話する。
予定ではここで休憩と昼食。
しかしなんとも強い風。
ゆっくり昼食は摂れそうにもなく、お握りを一つだけ食べる。
10分ほど360度の素晴らしい眺望を楽しみ、何枚か写真とビデオを撮り、下山。


帰りは休みなしに一息に下った。
1時45分には登り口に到着。
15時14分のバスで湯布院駅に向かうつもりだったが、その前のバスに乗れそうだ。

と、目の前にバス。
ダッシュ!
バスはもうお客を乗せ出発しょうとしていたが、向こうから手を振って走ってくるわたしを待っててくれた。


たりたくみ |MAILHomePage

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