たりたの日記
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2005年07月13日(水) 歌のクラス最終日

英語学校でのクラスの一つ、「英語で歌おう」というクラスの第3回目のシリーズが今日で終わった。
5月から今まで、The Sound of Music の中から5曲を歌うという10回のシリーズ。

受講して下さった方はわたしより年長の3人。日頃子どもしか教えていないわたしにとっては、わたしよりはるかに人生経験を積んで来ている方々に教えるというのは何とも抵抗があるのだが、クラスの時間になると、気持ちがかなりしゃっきりとなって、必要だと思えることが浮かんで来る。

コーラスではなく、基本的には、一人一人がソロで歌うというのが目標なので、発声も、歌も、一人で歌っていただく場面が多い。歌というのはその人そのもので、その人にしかできない表現、その人にしか歌えない歌がある。ひとりひとりの方が自分の声に向き合い、自分の存在を歌の中に流しこむことができたらどんなに素敵だろうとわたしは思う。

受講者の方達が歌うことに、それぞれ意味を見出してくださっていることがうれしかった。家で練習したり、歌詞をすっかり覚えたり、クラスの後にも生活の中に歌が入り込んでいるようだった。

実際、わたしもこの3ヶ月あまり、良くThe Sound of Music の歌を歌った。どの歌も覚えてしまい、歌が身体の中にストンと落ちたような気になっている。(悲しいかな、覚えたと思っても、歌わないでいるとまたすぐに忘れてしまうのだが)

最終回の今日は、クラスの後、みなで近くのカラオケ居酒屋へ繰り出す。
まずは英語の歌からビートルズとかPPMとか、日本のフォークソング、沖縄の歌も・・・歌って、飲んで、食べて、楽しい2時間半を過ごした。
さて、次のクラスではどんな歌を取上げようか・・・ひとりひとりの顔を思い浮かべながら、選曲をしよう。伴奏の練習も。夏休みの課題だ。

良い夏を!と声をかけ合って分かれる。


たりたくみ |MAILHomePage

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