たりたの日記
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| 2005年03月13日(日) |
映画「地球交響曲第五番」を観る |
埼玉いのちの電話主催の地球交響曲第5番を観る。 以前に「地球交響曲第四番」を観て、その感想をここに書いているが、今回の映画もおおいに共感した。
わたしが日頃考えていること、こだわっていること、大切に思っていることが、映像や言葉を通して語られるのだから、わたしはもう、身を乗り出して、うなずきまくって観るというよりは自分も表現しているような気分になる。
誕生と死のドラマ、陣痛から出産までの時間を追いながら、すでに亡くなった地球交響曲第の登場人物達を思い起す。 西表島に工房を持つ草木染織作家、石垣昭子さん。 植物の魂である色を芭蕉の命である繊維で織った布に映す染色というすばらしい仕事。
―「生きている生命(芭蕉、蚕)から糸を紡ぎ出し、生きている生命(福木、藍、紅露)に秘められた色を誘い出し、太陽の巡りに寄り添い、月の満ち欠けに波長を合わせ、一日、一刻、一瞬たりとも同じではない母なる星地球の歌声を聴きながら仕事を続けています。」― (解説より)
音楽家であり科学者であるアーヴィン・ラズロー氏( Ervin Laszlo)は、すべての存在が繋がっているということを科学的に証明しようとしている。
―彼の提案する「量子真空エネルギー場」理論は、生命の誕生と進化の謎を解き明かすとともに、「全ての存在は繋がっている」という事実を、科学の側から説明できる考え方として政治、経済、科学、芸術、教育などあらゆる分野で「持続可能な未来」をめざす人々を勇気づけています。― (解説より)
これまでの地球交響曲第一番から四番までに登場してきた人々との再会は、時を置いて会った友人のように懐かしく、慕わしかった。ということは、それらの映画を観た後も、そこで出会った人達との心の中で交流が「ずっと続いていたという事だ。
一人でも多くの人にこの映画を観てほしいと思う。 いのちの電話の働きはすばらしいと思っているが、今回は「地球交響曲第五番」を自主上映して下さったことに深く感謝。
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