たりたの日記
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2004年12月11日(土) 英語学校のクリスマス会

仕事がら、この季節にはいくつもの「クリスマス会」を主催する。
数えてみると今年は10回。そのうちの一回めの一番大きいイベントが無事終了して、ほっとしている。

今日は英語学校の子どものパーティーが午後2時から3時半、大人のパーティーが6時から8時まで。後片付けやちょっとした反省会を終えて家に帰り着いたのは11時過ぎだった。

子ども達のパーティーでは、25名ほどの子どもに親で合わせると40人近く。まず礼拝堂のベンチを取っ払ったスペースでクリスマスの歌を歌い、ゲームをする。その後で2つのグループに別れ、交代で3つのアクティビティーをする。ひとつはクッキーの飾りつけ、二つめはクリスマスカード作り、3つめは、クリスマスストーリー。それぞれの部屋にスタッフが一人づついて、子ども達がそこにやってくる。

わたしの担当はクリスマスストーリー。英語のクリスマス関係の本を数冊用意して、子ども達の顔ぶれや、その時の雰囲気で本を選ぶことにしていた。もともと小学生だけのパーティーなので、親や小さい子は来ないつもりで考えていたが、子ども達が部屋に入って来ると、親達も、まだ小さい弟や妹を連れて、入って来た。どうやら見学会になりそうな気配。ここは、わたしが一人で絵本の読み聞かせをするよりも、子ども達の活動を見せる必要があると思ったので、子ども達が声に出して読める作りになっている絵本を選び、子ども達に声に出して読ませていった。幼稚園児も、負けずと大きな声でコールする。これは成功だった。アドリブもいいところだったけれど…

高学年のグループでは、帰国子女のAちゃんに英語の部分を朗読してもらい、わたしが日本語で翻訳した。その時思いついたのだったが、他の子ども達にはAちゃんの朗読が良い刺激になり、Aちゃんは読むことができて得意気だった。

グループに分かれて3つのことを済ませた後、また礼拝堂へ戻り、交換プレゼントをし、クリスマスの歌を歌って終了。
しかし、自分が教えている子の親だったらまだいいが、知らない親や見学者がいると、子ども達だけに気持ちを集中させたいのに、どうしても親を意識してしまうから、やりずらいものがある。でも、、まあ、親も子も、満足した様子で帰っていったので、まずは成功とするべきか。


大人のパーティーは前半が礼拝堂で、英語劇と英語で歌うクリスマスキャロルのクラスの発表の意味もあり、クリスマスの物語に沿って、聖書の朗読(英語と日本語)とクリスマスキャロルを歌うことを交互に行う。しかし、プログラムを担当していたスタッフが、なんと会の始まる直前にようやくプログラムを作り終えたので、会が始まる前にプログラムの確認をすることができないままだった。
始めの計画では英語の歌だけを歌う予定だったのが、急遽日本語でも歌うということになり、その対応にあたふたとしてしまった。
これはもう、打ち合わせ不足。というのも、3人のスタッフの内、一人が英語劇のリハーサルに忙しく、わたしはキャロルのリハーサルや伴奏との音合わせが精一杯で、全体の進行や準備をもう一人のアメリカ人のスタッフに任せるかっこうになったからだ。
英語劇のクラスもクリスマスキャロルのクラスも今年初めてのこころみで、なかなか画期的で評判もよかったのだが、なんとも忙しかった。いろいろと反省点が残った。

それにしてもクリスマスキャロルの5回のクラスを受講してくださった。Hさん、Yさん、Mさん、3人とも素敵に歌ってくれた。人前で歌うのは初めてというHさんとMさん、コーラスでは歌ってきたものの、ソロは初めてというYさん、なかなか堂々とした歌い振りで、声も通っていた。きっとわたしが一番緊張していたのだろう。3人の声が練習の度に変わっていったのもおもしろい体験だった。このクラスは1月からも続くことになった。

劇とキャロルに続く、ホールでのスナックパーティーは、なかなか良い雰囲気で、歌あり、ダンスあり、アメリカ人の用意した食べ物、飲み物も、アメリカ的でなかなか楽しいものだった。4種類のディップとクラッカー、薄切りフランスパンにスティック野菜というシンプルなものだが、こういう食べ物というのはパーティーにはとても合う。シナモンやクローブ、オレンジやレモンを入れて暖めた赤ワインもすばらしく香りが良く気分を盛り上げていた。
わたし個人としては、このアメリカンスタイルのパーティーは気分がいいだが、生徒さん達はどうだっただろう。最後の歌なんてかなり盛り上がっていたからきっと楽しかったに違いない。


ところでわたしはもともとイベントとかパーティーというものがあまり好きではない人間で、学生の頃、あちこちでやっていたダンスパーティーにも一度行ったきりだった。しかも、今ならこれほどダンスが好きなわたしは、その時は全くの壁の花(今でもこの表現は通じるのかしら)だった。
そういうわたしが仕事とはいえ、この1週間あまりの間に残り9つのパーティーをアレンジするというのだから、この季節はやっぱりツカレル。でも、子どもの時、教会学校のクリスマスが楽しくてしかたなかった思い出があるから、子ども達に楽しい思い出を残したいとハリキル。

あぁ、今年も年賀状や大掃除はいったいどうなるんだろう・・・
なんて嘆きつつ、こうして書いたり、ジムへ通ったりもしているのだから、まだまだタイヘンなんて言える状況ではないということだ。

ごめんなさい。見直しなしでこのままアップ、おやすみなさい!


たりたくみ |MAILHomePage

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