たりたの日記
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仕事がない金曜日にしたこと。
明日の英語学校のハロウインパーティーのためのコスチュームの用意。 今年は海賊になる。 海賊船の船長の帽子、紙製、100円ショップで見つけたもの。 革のベスト、去年のバザーで300円で買ったもの。 バンダナ、これも100円。 後で手持ちのひざまでのズボン。 問題はの片方だけの黒い目に当てるもの。これは作らなくては。
黒いフェルトが見つからないので、100円ショップで売っていた眼鏡に取り付けて使う真っ黒のサングラスと黒いゴムを使って作ることにした。 わたしのアイデアでは、片方のサングラスをはずし、その両端に穴を空け、ゴムを通すというもの。 なにしろ100円のサングラス。2つを半分にするなんて分けも無い。 穴は焼いた金櫛で難なく開けられた。
鏡を前に片方だけ目隠しをつけ、海賊の帽子をかぶる。 ふむむ、ちょっと怖そうな女海賊。 鼻の下に髭を付けるのはやめて、かっこいい(?)女海賊になろう。
こういうコミカルなことをした後、 午後から吉行淳之介の「砂の上の植物群」を読む。 明後日の正津勉ゼミの読書会のテキストが吉行淳之介の「夢の車輪」で、こちらはもう何度も読んだので、他の代表的な作品を読んでおこうと、図書館や古本屋から何冊も仕入れてきているのだ。 美しくも艶かしく深いエロティシズムに照らし出されたその本の世界に浸っているのは、先ほど女海賊の格好をしていたわたしなのだ。この落差!
夕方、新しいオーブンで(これは石釜オーブンという名前がついている)、このオーブンの得意とするハンバーグを焼く。 付属品の深めの角皿にハンバーグと、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ピーマンなどの野菜をぎっしりと並べ、そのままオーブンへ。 なるほど、フライパンで焼くよりもうんとうまく焼けた。かしこいオーブンだこと。心強い味方を得たよう。
夜、同居人mG(最近は詩人のmGともいう)と、エアロビクスのイベントへ繰り出す。90分踊りっぱなしというもの。圧倒的に20代、30代が多いなか、鈍い動きはしたくないと気合が入る。リズム感には自信があるし。 あぁ、よく動き、よく汗をかいた。 帰りにミニストップへ寄ってソフトクリームをなめなめ家へ。
そしてまた、吉行淳之介に浸る。
こんな一日。
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