たりたの日記
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2003年12月30日(火) 大掃除におせちに800字の今日

気が付けばもう今年最後の日。
ゴザンスに投稿する800字小説を夢中で書いていて、ようやく投稿したらもう夜中の一時半を過ぎていました。

これからお風呂に入るとなると、寝るのは2時過ぎになるかなあ〜。
でも、大掃除も大方終わったし、黒豆も煮たし、紅白なますも作ったし、数の子は塩抜き中。明日の朝はゆっくり寝ていても大丈夫そうだから、日記も書きましょうか。

そうだ、お正月の花を忘れていました。
クリスマスにいただいたシクラメンがあるから、花はこれでいいことにしようかなぁ〜、まだクリスマスは続いているわけだし、なんて都合のいいことを考えています。

ところで、今回の800字、夕ご飯を食べながら、「プロットが浮かばないよ〜、だいたい私には昔の恋人なんてもんがないしね〜(と、連れ合いには言っておく)」とぐちっていると、最近、書くのに目覚めた夫は、
「それはイマジネーションと同時に、知識が欠けているからだよ。例えばオスマントルコを舞台にした恋愛小説を書けといわれれば、その時代背景、生活習慣がまず浮かんでくる、そこから話が展開するんだよ・・・・」

ふん、あたしが歴史や地理にめっぽう弱いことを知ってて、こいつぅ〜と
話半分に薀蓄を聞き流しているうちに、別のルートからひょいとアイデアが浮かんできた。そうだ、場面はドイツの田舎。昔の恋人は修道士。かつて、子連れのバックパック旅行をした時に立ち寄ったボイロンの修道院が舞台。

あそこの修道士たち、20代から60代くらいの年代も様々だったけれど、一様に生き生きとしたしなやかさがあり、男の色気さえ感じさせるほどでした。魂が生き生きと動いているからでしょうか、あまりいない男たちだなあと、印象深く記憶に留めました。ええ、もちろん、何よりもグレゴリアンチャントそのものが、形容できないほどにすばらしかったのですけれどね。
男だったら、あの修道院へ入りたいなどどとんでもいないことを夢みたりしました。夫も子どももある身なのに・・・・。

800字小説「ボイロンの修道院へ」は
空の鳥と野の花と)からどうぞ。



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