たりたの日記
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2003年05月10日(土) 整理整頓モードに入ってます。あぁ、健全!

深夜の1時45分。
これほどの夜更かしはそれほど珍しくはない。たいてい1時頃までパソコンに向かっていることの方が多い。
珍しいのはこんな夜中まで家事をやっていたこと。朝からずっと休みなくである。
1年に1度あるかないかくらいの頻度で「整理整頓モード」に陥る。いったんこのモードに入れば、台所から本棚からクローゼットからすべての整理整頓に取り付かれる。一日ではとても終わらないから3、4日はどこにも出かけないで篭ってその仕事をやり果せたいところである。ところが2日続きでフリーになる時はここ1年ほとんどなく、いえ、作ろうとせず、寄ってこのモードに入ることができないまま、整理整頓のできていない気持ち悪さをずっと抱えてきたのだった。

そのモードが今訪れたのは、息子の受験や引越しが終わり、舞台も終わり、新年度の生徒たちとの顔合わせも終わったからなのだろう。何にも縛られていない。何のノルマもないというのが、このモードに入るための必要最低条件なのだ。

昨日は衣類の選別や冬物も洗濯などで終わってしまったが、今日は我ながら良く働いた。食料品をストックしている戸棚のものをすべて出して、点検。食べるのを忘れてしまっていた麺類や粉類、乾物、調味料。賞味期限の切れているものもあり、この先食べる見込みもないものはすべて処分する。そもそも買い置きの量が多すぎるのだ。ついつい生協で先に先に注文するのが良くない。今週は生協の注文もしていないから、ストックの食料をできるだけ使ってしまおう。

お次はピアノの上、集めた人形やたくさんの写真のフレーム、CDやMDやカセット。これでは装飾ではなく単なる物置。みんな一度ピアノの上から下ろして埃を払い、レイアウトのやり直し。どれほどの時間もかからないことなのに、なぜこうもほおっておけたのだろうと思ってしまう。そうそう、整理整頓モードとかお掃除モードとかに切り替わっていなければ、細かいところへ気持ちが行きとどかないのだ。

本だなから本を全部取り出し、選別と並び替え。印刷物やファイルをすべて点検。もういらなくなった資料がゴミ袋2袋分。いらないものがすっかりなくなった本棚の中で本たちもここちよさそうに見える。キープ、キープ、このここちよさをキープすることと我が身に言い聞かせる。

しかし、まだ手がけたのはリビングルームだけ。それぞれの部屋や押入れをすべて整理するまで、何とかこのモードが持続してほしいものだ。
あぁ、そうすれば、きっと日常が変るのだ。





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