たりたの日記
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| 2003年03月29日(土) |
♪ミュージカル、見に、見に、見に来てね♪ |
ミュージカルの練習から今戻ってきた。来週の土曜日のリハーサルを除けば、今日、明日が最後の練習。今日は10時まで残ってデュエットの部分の練習をした。演技も歌も欲をいえばきりが無いが、全く経験のない者たちがよくここまでやってきたという気がする。ステップをまちがったり、音程が下がったりとそんなミスはあっても、それぞれの人が精一杯表現しようという姿には胸を打たれる。練習場に流れるエネルギーがとてもいい。
埼玉芸術劇場小ホールは蜷川さんのシェークスピアにも使われる本格的なホール。脚本と演出のマオさんはこのミュージカルに彼女の児童文学作家としての想いと情熱のありったけを注いでいる。また、今回舞台美術を担当した画家のKさんの作る森は幻想的でわたしの好きな世界。現代舞踏家のIさんの振り付けはユニークだ。音楽もラップ、グレゴリアンチャント、ジャズ、クラッシックと変化に富んでおり、クラシックピアニストのKさんとジャズピアニストのWさん2人による、それぞれに持ち味の違う生演奏。考えてみれば、かなり贅沢なセッティングだ。
舞台そのものには不安はない。この一週間、そのことに気持ちを集中させ自分なりに最も良い表現ができるように持っていこうと何か力が漲ってくる。心配なのはチケットのこと。この会場は客席が350席ほど。公演は昼と夜の2回なのだが、売れた券を集計してみると、昼の部の券が客席を100席ほど上回る450席分ほど出てしまっており、一方夜の部はまだ100席という状況。このままでは昼の部のチケットを持っていながら入っていただけないお客さんが出てしまう。これはなんとしても避けなくてはならないから、昼のチケットを買ってくれた人に夜の方に回ってもらうよう交渉していかなければならない。しかし、中には遠方からの人や、子連れの方など、どうしても昼にしかいらっしゃれない方も多い。
今日、こんなことをここに書いたのは、もしかしてこの日記を読んでいる方で気が向いたらミュージカルを見に行ってやってもいいかなと思っている方がいらっしゃるかもしれないと気になったからだ。夜の部に来てくださる分には感謝、感激、雨、あられなのだが、昼にいらっしゃるおつもりの方はもう席が埋まってしまっていることをお伝えしておかなければと思ったのである。
さて、ここからは宣伝。 関東地区にお住まいの読者のみなさまでお気持ちのある方、どうぞ「森のおく」のミュージカル、夜の部を見にいらしてくださいませ。
詳しいインフォメーションは劇団MAOMAOジャングルミュージカル「森のおく」のHPをごらんください。 http://homepage3.nifty.com/maomao-gekidan/
練習風景にはあたくしも登場しておりますが、さて、どれがたりたでしょう 友人の娘のNちゃんが、以前よりスリムになったあたくしの写真を見て、パンツ姿がキマッテルなんてうれしいことを言ってくれました。ありがとっ、Nちゃん♪ あぁ、誤解のないように。単に昔がひどかったというだけで、比較の問題ですから。
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