たりたの日記
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2002年12月29日(日) ホノルルマラソン

来年の12月はホノルルマラソンに出る! 
新年の抱負を待たないでもう決めた!

この春ジムへ通うようになって数年後にはホノルルマラソンに参加したいなと思っていたが、実現不可能な夢という感じだった。
ところが先を越されてしまったのである。先を越したのはアメリカ人の友人のG。10年来の友人で彼女は日本人のご主人と両方の血を引く娘とサンディエゴで暮らしている。毎年日本にバケイションで戻ってくる度に彼女の家族と我が家の家族で食事を共にしている。私もまた彼女もなにやかやと相手を驚かす話題を提供するわけだが、まずは彼女がスリムになった私を見て驚いたのでジムで鍛えている話をすると、「そうよ、そうよ、運動よ。私、ついこの前ホノルルマラソンに参加してきたわ。」と涼しい顔でいう。「ええっ、ほんとう?」
わたしはすっかり驚いてしまった。彼女が運動好きなんて聞いたことなかったし、見た目には目方も変っていないような気がするが、いったいどうしたわけで。
「全く、ぼくは振り回されましたよ。ぼくは参加する気はなかったんで付いていっただけだったんだが、見ているとぼくもやりたくなりました。来年は親父も連れてぼくも参加しますよ。」
ご主人も仕事を休んで5日間彼女に同行したらしい。

話に聞くと、必ずしも42.195キロを完走するだけでなく、歩いても良し、走っても良し、3時間参加、5時間参加、と最高9時間まで時間も選べるらしい。いわゆる競歩大会のようなものだということが分った。Gは8時間のコースで歩いたらしいが、歩ききれずに途中で棄権したらしく、来年はきちんとトレーニングして歩き切る構えだ。中華料理をつつきながら話題はホノルルマラソンに終始した。
「ねえ、わたしたちも来年ホノルルマラソンいっしょに出ましょうよ。」
「ええっ、ぼくは休み取れるかどうか分らないよ。」
「もし休めなければわたしだけでもGたちと出るわ。」と私は強気。

「ところでどういうわけでホノルルマラソンに出ようと思ったの?」
「わたし今年50歳になったのよ。それでその記念に出ることにしたの。」
そうか。わたしも46歳の誕生日にスポーツクラブの会員になったのだった。
運動に目覚めたのはわたしたちだけではなかったのだ。

「一年間、トレーニングして目方も減らしましょう。お互いいい目標ができたわねえ。今度はハワイで会いましょう。」
そういって、言ってわたしたちは分かれたことだった。

さて走るぞ、来年は。


たりたくみ |MAILHomePage

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