たりたの日記
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昨日の夜、連れ合いとジョッギンクをし、40分近く走った。これまで10分も続けて走ることはできなかったので、子ども達が小学生の頃など、わたしはついてこれないからといっておいてけぼりを喰らっていた。そんなわたしだったのに、連れ合いと肩を並べペースも落とさず6キロほどを割りと楽に走った。家に戻ってきても息は切れておらず、まだ走れそうな気がした。夫は少し息を切らしていて、「負けたよ。長距離の素質あるかもしれないよ」という。 4月からの運動が実を結んでいるとなんだかうれしく、自信が湧いてくる気がした。
しかし、今日は昨日の得意気な気持ちや自信がすっかりすっとんでしまった。 ミュージカルの練習の通しをした。歌も台詞も私なりに練習をしたのだったがだめだった。ダンスや運動で姿勢や体の動きはそれほど悪くないと思っていたが、猫背になっている、上半身と下半身との動きが繋がっていないという指摘を受ける。また私の演技そのものが固い、力が入っているということも。前かがみになる動きも、力が入ってしまうのも、その役になんとか入ろうと一生懸命にやっているからなのだと思うのだが、それがだめらしい。語りや朗読であれば力を抜くことやリラックスした中での表現が大切だということは分るし余分な力を抜いてその話や文章に身をゆだねることができる。しかし、演技となるとさっぱりそこのところが分らない。コミカルな演技であれば可能な気がするが、苦痛や不安、驚きなどの表現するママの役をいったいどのように力を抜いてやればいいのか見当がつかないのだ。これは練習とかといった問題ではないのだろう。私は演技は向かないのではないだろうかと今日はすっかり凹んでしまった。
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