たりたの日記
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いよいよ11月になった。ゆっくりと秋を味わわないうちに10月のカレンダーをめくることになる。確か去年も10月のカレンダーをめくってあと2枚になってしまったカレンダーになにかこころもとない気持ちをいだいた。あれからもう1年が過ぎたのだ。11月から12月にかけてほんとうにばたばたと忙しくなる。心して先に先に計画を立てていかなければならない。
今日は英語学校の児童英検の日。9時過ぎに英語学校へ行くとKさんと手伝いをお願いしたTさんがすでに準備を始めていた。9時半集合なのに、私の受け持ちの6年生がふたりこない。なんだか嫌な予感がして電話をしてみると、二人とも3日だと勘違いしていた。幸いすぐに来れる状況だったので二人が来るのを待って説明を始め、なんとか試験は予定通り10時に始めることができた。それにしても確認の電話をしようと思いながらも、しっかりしている子たちのこと大丈夫だろうとチェックを怠っていたのだ。そういう仕事への甘さがどこかにある。仕事がプライオリティーになっていないのだ。これはまずい。まずは仕事に必要なエネルギーと時間と心配りをしてから他のことにエネルギーを向けるのでなければと反省。
テストは11時前にはすべて終わったのでその足でミュージカルの練習会場のお代々木の青少年センターに向かう。早めに会場に着いたので外のベンチで紅葉した木々を眺めながら持ってきたおにぎりの昼食を取る。その公園のようになった広場はさまざまなグループでにぎわっていた。それぞれに休日を利用したいくつもの活動があるのだろう。
今日はいっしょに発声練習と歌の練習をした後、2部屋に分かれての練習となる。わたしは猫役、犬役、たける役の人たちといっしょに振り付けのIさんから踊りの練習をつけていただく。その後、歌のことで演出のマオさんとさくら役がぬけた後の歌をどうするかについて話をする。ソロで歌うということ、しかもその歌の中で訴えたいことを十分に伝え、歌の力で観客をひっぱっていくことはかなり経験のある人でも難しいと思う。それがもともと二人で交互に歌うことで変化を持たせて作られた歌を1人で歌う場合、どんなに上手に歌ったとしても退屈になってしまう。このシーンを退屈にしないためには多少不自然が生じても、別の役とのディユエットにするなり、バックにコーラスを入れるなり、あるいは編曲を変えるなりの工夫が必須という気がしたのでそのことをマオさんに伝える。この次の練習までにたける役とひかり役が個別練習に私のところに来てくれることになっているので歌の練習をし、またこの歌のシーンが良いものになるように考えてみたい。
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