たりたの日記
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| 2002年10月26日(土) |
ハロウィンは魔女の帽子で |
ハロウィンは10月31日だが、英語学校では26日に、ハロウィンパーティーをする。以前は夜に大人と子ども両方を対象にハロウィンパーティーをやって、大人の仮装もなかなか雰囲気があって楽しいものだったが、幼児が増えたこともあって、小さい子たちが楽しめるよう、去年からは子ども達だけのパーティーを昼間にやることにした。
集合時間の2時になると、お母さんやお父さんに連れられて思い思いの格好をした子どもたちが集まってくる。3歳児、4歳児など、普通にしていて十分かわいいのだが、変装した姿は格別にかわいい。紙袋を上手にアレンジして作った猫の耳の帽子に、顔は鼻とひげをボディペイントで描いてある、Yちゃんの猫。ほっぺに赤いまるいフェルトをくっつけたKちゃんのアンパンマン。カッコイイ忍者、白いひらひらのドレスの天使、いろんな格好の魔女、パイプをくわえたもじゃもじゃ頭のピエロ。いつものホールがまるでおとぎの国に入り込んだようなファンタジーに包まれる。
わたしは魔女の大きな黒い帽子をかぶりスカーフをまく。黒いロングスカートも用意してきたが、ダンスを踊ったり、ゲームをリードする時にふんずけてもいけないので黒いジーンズのまま、ちょっとボーイッシュな魔女。
歌、ダンス、ゲームと続き、最後はトリック オア トリート。スタッフやお母さん方にそれぞれの部屋のドアの向こうにキャンディーをかかえて待機し、「Trick or treat!]と言いながらドアをノックする子どもたちのバッグに、キャンディーを入れてあげる。お菓子に不自由することのない子どもたちでも、このトリックオア トリートでたくさんの人からいただくこの時のキャンディーは特別なのだ。
アメリカにいた頃、子ども達の付き添いを口実で、モール街といわず、町の商店街、学校、近所と子ども達といっしょに変装してトリック オア トリート に回った。わたしまで子どもと間違えられてキャンディーをいただいたりもした。その時のわくわくする気持ち!子ども達が夢中になるはずだと実感した。来年はもっと工夫を凝らしたデコレーションだとか、コスチュームを用意しようと思いながら後片付けをしたことだった。
「楽しかったけど、子ども相手っていうのは疲れるわ。こういうの毎週やってるのね、わたしはとってもできない。」と大人のクラスを教えているKさんが言う。わたしは大人のイベントだとどっと疲れるものの、子ども対象だと自分のテンションがハイになってしまってけっこうその後も気分がいいのだ。 すっかり片付いた後、教会役員のNさんが用意してくれたほくほくの北海道の じゃがいもをいただきながらほっとした時間を過ごすことができた。感謝!
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