喧騒及煩悩日々是徒然
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2002年09月12日(木) 二律背反

NYのあの事件から一年経ってしまいました。
そして未だに完全なる解決を迎えてはいません。

あの時は組織を恨みまくった(遺跡破壊の一件もあったしな)けれど、組織に対する報復としてアメリカが行った空爆も許せるものぢゃない。
その空爆によってどれだけの罪のない人が命を落としたの?
どれだけの人が家族を失って涙を流したの?
『目には目を、歯には歯を』
もっともだけど…決して正しくはないと思う。

だからといって『右の頬を打たれたら左の頬を差し出す』のも冗談じゃない。
許すという行為は必要なことだけど…私は絶対無理。
ううん。
口では許すといったって、心の底じゃ許してなんていないよ。
誰も。
絶対に。

そしてその逆だってありだと思う。
難民や、戦災孤児とかを『可愛そう』って思う。
でもその時自分は何してる?
テレビや雑誌を見てる。
美味しいご飯を食べて、ごろごろしてる。
そしてちょっとすると…さっき見たことなんて綺麗に忘れてけらけら笑ってる。
…結局、自分は何もしない。
『その人たちのための募金』だって、本当に役に立っているのか信じられないからまともにしたことなんてほとんどない。

結局全ては「他人事」
自分は状況を見ているだけ。

何もできない(何もしたくない)
何も聞こえない(何も聞きたくない)
何も見えない(何も見たくない)
何も知らない(何も知りたくない)


誰かを信じたいと思っても、信じられない。
信じて…裏切られたくない。
きっと今の世界はそんな人でいっぱい。
だから、何も代わらないのかな?
それとも…何も感じられないような環境で心を無くしちっゃたのかな?
今の自分はどうなんだろうって考えてみる。

嫌い…これ以上自分は傷つきなくないから、人間なんて大嫌い。
(お願い…一人じゃ辛すぎるの、助けて)
その言葉の裏で何を考えてるの?
(優しい言葉が欲しいの)
私のこと、馬鹿にして笑ってるんでしょう?
(あなたの手の暖かさが欲しいの)
近づいてこないでよ。
(側にいて…)

気づけばそんな正反対の思いが私を支配してる。

こんな思いを抱いているのは私だけじゃないんだろうな…。








子安侑美香 |MAIL