詩のような 世界

目次


2006年10月19日(木) 空箱にて



血塗られた狭い箱がたくさん転がっていて

それぞれの男女たちはその中で絡み合い

互いの腕に髑髏を刻んでいる

何を笑っているの

何がそんなに可笑しいの


死神さん

私のパートナーになってくれますか

あなたの黒いコートを私の頭に

ばさっと乱暴に被せてください

そして息ができないほど強く抱きしめて

眠るようにあなたの世界へ導いてください


何を笑っているの

何がそんなに可笑しいの


あなたにそう問われたら

私はこう答えるしかありません

「私が、私でしかないからです」



My追加
しえり |MAIL