詩のような 世界
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君の目は七色の光に取り憑かれてしまっている
だから僕は驚愕しクラクラする
君は僕を好きではないのだよ
君は君の世界に生きる僕を好きなのだ
君の発するキラキラ光線は
僕の存在を硬直させているのだ
せめてこの冷汗に気がついてくれるとよいのだけれど
でも改めて君を眺めると君はとても幸福そうだ
僕は君が少し羨ましくなってきた
この際そっちの住人になってしまおうか
君の思い通りに踊る僕
僕の支配下に置かれる君
楽しいのだろうか 苦しいのだろうか
僕の目からレインボービーム
そんな夢を1度だけなら見てみようか
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