そこにある蛇口をひねったら塩素臭くも錆び臭くもないただの黄色い水が流れ出たと思ったらあっという間に目の前がまっ黄色に染まり僕の肌も隙間なく黄でどうしても黄色い悲鳴を上げることになったきゃあーきゃあーああ楽しいああ悲しいどちらにしても1色だけって美しい限りなく純粋で限りなく危険だから僕も君もあいつもあの子も複雑なイロなんか捨てちまえ!無駄な選択肢なんかいらない本質さえ見逃さなければそれでいい。