| 2008年08月21日(木) |
ソフトボール金メダル! |
見事でしたねえ、五輪ソフトボール! 負け知らずのアメリカを打ち破り、日本が金メダルに輝きました。
前日、なんと300球以上も投げたと言う上野投手。 ついに最後まで投げきりました。 普段プロ野球で、先発→中継ぎ→クローザーと言う投手リレーを見慣れている私には、この鉄腕ぶり、意志の強さに、ひたすら感嘆してしまいました。
アメリカの先発投手は、身長が高く、ボールも早い。 1回表は、日本のバッターたちはまったく手が出ない様子。 なにやら不安が募ってきます。このピッチャーから、はたして点が取れるのだろうか、と。 そして1回裏は、いきなりのピンチ。ランナーをためてしまい、これはやはり昨日の疲れが残っているのかなと心配でした。 でも、上野投手の冷静さ、そして野手たちの固い守りもあって、無事無失点で切り抜け。どんなにホッとしたことか(^。^;)
2点先取したところで、なんと雨で中止。 試合再開したところで、アメリカにホームランが出て、1点差。 でも、その1点だけで抑え、逆に最終回表では、日本がさらに1点追加。 最後は、内野手の見事な守備が、ピッチャーを助けました。 チームワークの勝利ですね。
試合後、上野投手がご両親のもとへ駆けつけた様子を見たのですが、これも感動でした。 お母さんが「泣いていたね、ようやく泣けたね」と。 そう、勝ちが決まった瞬間、上野投手は弾けるような笑顔でした。 涙が見られたのは、表彰台の上で。その様子を、ご両親はどれほどの思いで見守られたことでしょう。
選手たちみんなが、この日のために4年間必死に頑張ってきた。 すべてのメンバーが力を合わせなければ、勝ちはありません。 キャッチャーも、内野手も外野手も、もちろん監督さんたちも、心をひとつにして、夢に向ったのでしょう。 決して目立った派手さは感じられず、堅実で着実、冷静な試合内容に思えました。 試合後、感激にひたる選手たちの顔は、みんなまだ「女の子」と呼びたいくらいかわいい。 試合の時は、厳しく引き締まった「戦士」の顔でしたけどね(笑) とても爽やかな感動をもらいました。 心から・・・ 金メダルおめでとう!
|