| 2007年10月10日(水) |
クライマックスシリーズ |
パリーグのクライマックスシリーズ第1ステージの決着がつきました。 ロッテとソフトバンク、1勝同士での今日の第3戦目、勝利はロッテに。 この瞬間、ソフトバンクの今季シリーズは終わり、ロッテは土曜日から札幌に乗り込んで、日ハムとの第2ステージ。日本シリーズ出場を賭けた試合へと望むわけです。
ソフトバンクは、ここ数年リーグ優勝をしながらもプレーオフで勝てずに、日本シリーズを逃し続けているだけに、今年はリーグ3位からのスタートで、なんとか頑張ってと思っていたのですが・・・またもや残念。 王監督のやつれた表情が、ちょっと見ていてつらかったです。
とは言え、ロッテのバレンタイン監督のほがらかパワーもすごい! インタビューで、たどたどしい日本語で答えるのですが、なにやら同じことを繰り返している(^^; ロッテのファンは一番だ、と言っているようなのですが(笑) それで最後に「一緒に札幌へ行きましょう!」とにかく明るいです。
そして、今日の試合を決めるタイムリーヒットを打ったサブロー選手のインタビューもあったのですが、やはり試合を楽しんでいたとのことでした。 さらに、日ハムとの第2ステージに向けての言葉も「打てるにしろ、打てないにしろ、楽しんで試合をしたい」と。 驚きです。たいていは「頑張って勝ちます」のようなことを言う選手が多いと思うのです。 でも、その前に「楽しみたい」と、これはまさに、バレンタイン監督の試合に対する姿勢が、そのまま選手に反映されているのでしょう。 だから、ロッテの選手たちは生き生きと見えるのかな。
チームのため、自分のため、そしてファンのため、必死に勝とうと思う・・・それがプロ意識なら、とことん野球を、試合を楽しもうとする、これもまた違う形でのプロ意識と言えるでしょう。 楽しもうとすることで、勝つと言う意識で萎縮しがちな選手たちがリラックスできるとしたら、それもすごいと思います。 たぶん、選手たちにとって、一番悔いが残るのは、自分の力をすべて出し切れなかったと思うことでしょうから。
さて、今週の土曜日、いよいよパリーグは日本シリーズに向けての決戦。 そして、セリーグのクライマックスシリーズ第1ステージ、中日対阪神の試合も始まります。 はたして、勝利の女神は、どのチームに微笑むのでしょうか。 楽しみです(^^)
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