寝正月も2日目になると、いささか飽きてきます(笑) もっとも、明日からは仕事ですし、あまり体力消耗するのもやだなあ(^^; と言うことで、書き初めはどうだろう、と。
思えば、筆文字に憧れて書道の通信講座を始めたのが、一昨年でした。 のんびり一年以上かけて、ようやく一応終了させたのがちょうど去年の一月かな。 続けて高等科も受講しませんか、と言う受講先からのお誘いに、よせばいいのに乗って、またもや申し込んだのでした。
あれからほぼ一年。実にまずい!なんとまだ課題を2回しか提出していないことに、今更ながら気づいてしまった(^^; ついつい仕事が忙しいことを言い訳に、お休みの日でも筆を握るのが面倒になっていました。 「課題がずっと出ていませんよ」と言うやんわりとした催促の葉書も、つい先日届いていたっけ(^^; と言うわけで、ここは思い切って書き初めしよう、と(笑)
うむむ、下手だ〜〜(-"-;) いつも思うのですが、どうして穴があくほどお手本見て書いているのに、まったく違う字になってしまうのだろう\(__ ) いや、むしろ、どうしてあんな上手な字が、あの半紙の中にうまく収まるのだろう、と謎です(笑)
ま、仕方ない、とにかく書くのだ、と思い、1時間半くらいがんばりました。 本科では、一般的な楷書や行書を習ったのですが、今回の高等科では、中国の古典作品がお手本となります。 一般的なものだって、満足に書けていないのにどうするんだ、と自分につっこみ入れつつ・・・(^^;
楷書、と言っても様々な字体があるのですね。 上の写真は、ちょ遂良(ちょすいりょう)と言う人の書で、「孟法師碑」と言う石碑からの文字だそうです。孟法師碑は明瞭でゆったりとした、安定した字形とのこと。 お手本を見ると、楷書でもあまり堅苦しすぎず、穏やかでいい字形だなあと思えました。 「書燈 茅屋 静なり」、読書する冬の灯火は草屋において、こと静かである、と言う意味だそうです。
下は行書です。王義之(おうぎし)の「蘭亭序」からの書体。わりと楷書に近い行書とのことですが、お手本は流れるように美しい字形です。 「不一」、同じでないこと、「所懐」、心に思っていること、「有情」、情けのあること、と言う意味だそうです。
あ、えーと・・・写真は恥ずかしながら私が書いたものですので、お手本とはほど遠いです(^^; すみません、お目汚しですm(__)m 今年はもっとしっかり練習するぞ、と言う決意の上に、恥を忍んで載せてみました。 いえ、たぶんその決意も、あっと言う間に崩れるだろうと予想はしているのですが(笑) すらすらと美しい筆文字やら、お年賀状は筆で、などと言う憧れから始めた書道。いったいいつになったら、実現することやらヽ(´・`)ノ
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