家の近くの小道を歩いていて、ふと目に留まったのがホタルブクロ。 雨の中、ひっそりとうつむいているように咲いています。
ホタルブクロ、学名ではCampanula punctata。Campanulaと言うのは「小さな鐘」と言う意味だそうです。 なるほど、この形は鐘にも見えますよね。 ホタルブクロと言う和名は、昔チョウチンのことを「火垂(ホタル)」と言ったからとも、この花の中に蛍を入れて遊んだからとも。 確かにチョウチンの形にも似ているし、この花に蛍を入れたら、小さな光が透けて見えてきれいでしょうね。
実際には蛍が入っているところは見たことがないのですが、なんとも風情のある名前だなあと感心してしまいます。 白い花がいくつも釣り下がって咲いている様は、緑の中では意外なほど目立ちます。 もし薄闇の中、蛍が飛んできたら、この白い花の中で一休みしたくなっても不思議はないな、なんてね(笑)
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