| 2006年06月21日(水) |
映画「ダ・ヴィンチ・コード」 |
ようやく観にいくことができました、「ダ・ヴィンチ・コード」。 いつも行く映画館は、水曜日はレディースデーと言うことで、女性は千円。これってやっぱり嬉しい(笑)
原作は文庫本でも上・中・下の3巻。その中で、次々と展開される事件、逃走、謎解き・・・かなりのボリュームです。 これを果たして映画でどこまで表現できるのか、また実際にルーブル美術館やその他の歴史的建造物を映像で見られると言う興味もありました。 でも上映時間150分はけっこう長い?(^^; 中だるみとかで眠くなっちゃったらどうしようかなあ、とも・・・いえ、寝ませんでしたけど(笑)
全体に展開がとても早い。それは仕方ないかな。 登場人物の人間関係やら過去やらにしても、原作を読んでいなかったら、はたして私には掴みきれたかどうか(^^; 物語全体を通してのキリスト教の大いなる謎についても、映画では会話の中でどんどん語られて行ってしまい、じっくりとかみ締めるひまはないように思えました。
とは言え、場面はスピーディに変わり、主要人物の二人はあっと言う間に次の場所へと移動している。追跡者も迫ってくる。 危険に陥ったかと思うと、あやうく切り抜ける・・・スリルは満点、しかも背景はどこもすばらしい。 目が離せないと言うのも確かでした。 結末がわかってはいても、最後に現れる真実には胸打たれます。
人は誰もが大切な何かを守りながら生きている。 それは時には真実であったり、信仰であったり、研究心であったり、家族であったり・・・ 人それぞれ対象は違っても、大切なものを正しいやり方で守ろうとした時に、見えてくる何かがあるのかもしれない。 そんなことを思ったりもしました。
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