現在、NHKでやっているドラマ「氷壁」。 昔原作を読んだと言うなつかしさから、続けて見ているのですが。 そこで知ったのが、この「彼方の光」と言う曲です。
エンディング・・・厳しくも美しい雪山の風景が様々な角度から映される、その背景に流れる、なんともおごそかで美しい歌声。 天上の音楽かと思われるようなこの曲が、リベラと言うユニットによる「彼方の光」と言う曲だと知り、さっそく検索してみました。
リベラは、イギリスの7歳から18歳までの少年によって構成される、ボーイ・ソプラノのユニットだそうです。 なるほど、あの透き通るような天使の歌声は、ボーイ・ソプラノだったのかと納得しました。 これは、絶対にしっかり聴きたいと思い、「彼方の光」が入っている、出たばかりのCDをGETしました(*^^*)
ほぉ〜〜(*^^*)、美しいです。まさに天から降ってくるような歌声・・・ ボーイ・ソプラノと言うのは不思議ですねえ。何年かすると変声期を迎え、この歌声も幻となるのかと思うと、なおさらです。
厳しい孤高の山に挑む登山家、その情熱と友情、葛藤、不幸な事故、許されぬ恋など、様々な人間模様を描いたドラマ「氷壁」。 実のところ、原作はもうちょっと骨っぽい作りだったような気がして・・・(^^; テレビでは、どうも複雑に絡む人間関係の感情の部分を、やけにみんな表に出してしまっているようで、少なからずベタつく感じがしなくもない。 原作では、もっと感情が深く秘められていて静謐だった、と言う印象が残っているせいか、いまいちピンとこないのかもしれません。
それでも、エンディングの雪山の荘厳さと透明な歌声のおかげで、ちょっとドロドロしそうな後味が、すっと消されて、清々しい気分になれるのです。 「彼方の光」、名曲だ〜!と思っています(笑)
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