つぶやきDiary
何気ない日常のつぶやき
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2005年08月16日(火) 蝶の園?

蝶と言うのは、イメージとして春なのです、私の中では。
春の花々にとまる可憐な蝶たち・・・紋白蝶とか紋黄蝶とか。
夏だと、もうちょっと豪華(?)なアゲハ蝶かなあ。

などと、いきなり何の話し?と思われそうですが(^^;
この間、たまたま歩いていた道の脇が小さな野原になっていて、そこにたくさんの蝶が群れ飛んでいたんです。
それこそ、春のイメージ(私の中では)の紋白蝶、紋黄蝶などが。

そこは、特に何もない野原、小さな花がぽつぽつと咲いている程度。
なのに、たくさんの蝶たちが、ひらりひらりと低い位置を飛んでいる。時には数匹でじゃれあっていたりもして。
ちょうど木々の影で、強い陽射しも届かない。涼しげな草原に蝶たちが飛び交う様は、不思議な異世界のようでした。

で、その光景が頭に焼き付いていた私は、今日も行ってみたんです(^^;
もしかしたら、あれはあの日だけの光景だったのかもって。
と思いつつ、しっかりデジカメ持っていったのですけど(笑)
そうしたら・・・いました、今日もたくさんの蝶たちが(*^^*)

やった〜!と思い、カメラを構えてみたもものの・・・やっぱり無理ですよねえ、これは私の腕では(^^;
花などの動かないものと違って、蝶は撮ろうと思った瞬間、ひらひらと移動してしまいます。
目で見ていれば、あっちにもこっちにもたくさんの蝶が捕らえられるのに、カメラのフレームに収まるのは、野原の草ばかり(笑)

ふと気がつきました。
これは、実際にここにいる今の瞬間にしか見ることのできない光景で、カメラにおさめられるものではないのだ、と。
あ、もちろん腕のいい写真家さんならたやすいことなのでしょうけど(^^;
私が撮ろうなどとは無謀もはなはだしい(笑)

自由に飛び交っている蝶たちの軽やかな姿、かすかな風の感触、草の匂い、木々の上から聞こえてくるセミの声・・・
この不思議に穏やかな空間を味わうには、やはりまたここに来るしかないのだろう、と。
蝶たちが、いつまでこうして飛んでいてくれるのかわかりませんが、私のささやかなお気に入りの場所になったことは確かです。
また行ってみようと思っています。


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涼 [HOMEPAGE]