日々日記
いちらんふるいあたらしい


2010年04月17日(土) 雑木林が好き過ぎて

武蔵野の雑木林の芽吹きが大変に美しい。

通学するのにバスに乗らなかったら、見とれちゃっていつ大学に到着するのか
わからないほどじっっと見ていたくなる。


小さくて、やわらかな、新芽たち。
その小さな新芽の持つ伸びシロは計り知れない。それは希望。

芽吹きのときって、
木というシステムの中で、一番目に見えてわかりやすい変化なので余計好きだ。

(でも、目に見えない部分での地味な営みももちろん好きさ。スキスキスー!)


新芽、あるものは、淡い新緑に、細かなうぶげをまとって。
あるものは、赤みを帯びて。


これからさき、この小さな芽から、緑の枝葉がすくすくと伸び、展開していくんだぜ。
嘘みたいだけど、ほんとなんだぜ。


わたしも木になりたい。
雑木林にいたい。ただいたい。じっと木を見ていたい。

木になって、雑木林の中に立って、隣の木をじっと見ていたい。


風の音を聞いて、雨に降られて、陽を浴びて、虫に食われて、鳥に営巣されたい。

なんてね。


inu-chan