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2012年03月21日(水) 減少に歯止めかからぬ暴走族の保護

ニュースで暴走族が激減しているというをやってました。東京では特攻服なんてかっこうわるいとか、厳しい上下関係はうっとおしいとかいう若者が増えているとも書いてました。

ここ数年、警察や児童自立支援施設での聴き取り調査をすすめていますが、そこでも、しばしば子どもの姿が昔とは違ってきたという話をききます。昔はもっと堂々とといったらおかしいけれど、外で問題をだして大人と衝突していた子たちが、今はそうではない。ベテランの補導職員の方にいわせると、昔だったらこちらがみつけようと思わなくても、勝手に見つけてしまえる子たちがたくさんいたが、今はどこでどうやっているのか大人がなかなかつかめない子たちが多い。施設でも表立って大人にはむかってくるような子や、無断外泊するようなエネルギーのある子が少なくなったというのも聞きました。

ニュースになっているところから感じる印象は、友だちと遊べない子どもとか、子どもの社会性の低さとして議論されていることと通底しているように思えます。遊べない子どもには教育の必要性が叫ばれることが多いですけれども、では、暴走族もできない若者たちを支援して、昔のように暴走族をやらせるというのは、もはや虚構新聞のネタですよね。

いずれにしても、一時、少年犯罪の凶悪化とか低年齢化だとかが問題化されましたが、上記の語りは逆のことをいってるように思えますね。ただ、かといって子どもたちがなんの問題もださないよい子になったということではないように思えます。むしろ、もっと大人の目のふれないところで、誰からもケアされずにこの世から排除されていく子どもたちになっているように思えます。子どもの問題は、それを問題化する枠組みをつくる大人の問題でもあると考えると、暴走族一掃作戦的なものではないような、子どもの困りを可視化するための新たなスキームをつくらないとならないということかもしれません。



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