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| 2005年07月23日(土) |
システムズ・アプローチ |
吉川悟先生の『家族療法』ミネルヴァ書房を読んだ。けっこう前(1989年)に出た本であまり書店でもみつからなかったのだが、先日、東京駅のoazoで見つけた。
吉川先生の独特の語り口で、システムズアプローチのいろはが語られている。発話の形式と内容とを区別すること、コンテキストに気を配ること、治療者がシステムの一部であることを自覚することと、言うはやすし行うはなかなかのアイデアが、実例をともなって書かれていて大変勉強になった。
吉川先生は現在では、高橋規子先生らと「しゃかいこうせいしゅぎ」「ならてぃぶ」といった方向に考えを進めておられる。がしかし、この本はその10年以上も前に出版されたにもかかわらず、現在に通じるアイデアがちゃんと書かれている。
こういうのを見ていると、僕がいままで、それなりに考えを深めてやってきたことは何だったんだろうという感覚におちいるのだが、まあ、それはそれで自分の成長にとっては大事なプロセスなんだと納得しておくことにする。
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hideaki
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