I create you to control me
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コンビニではレジの前に、気まぐれでもなければ買わないような商品が陳列されている。これは十分に買い物をしたお客に、レジの待ち時間を利用してふと手にとらせてお金をおとさせようというデザイナーの意図があるらしい。あるいは、コンビニはいつも道路に面してガラス戸がつけられており、そこに雑誌の陳列棚があるが、これはそこに立ち読み客を誘い込むことにより、店を活気のあるものとして外部にみせようというデザイナーの意図の反映であるらしい。
よくつくられているもんだ。お客に実際に聞いてみれば、たまに欲しくなることがあって買ってみただけだとか、雰囲気がよかったから入ってみようと思ったのだとかと言うのだろうが、人間というのは後付けでいくらでも都合のよいストーリーを語れるものだし、それで売り上げが顕著に伸びているのなら、それはデザインの効果といってもよいのかもしれない。
僕もコンビニがなければ、おそらく一生買って食べることはなかっただろうというようなB級菓子がたくさんある。
しかし、こういうデザイナーの意図は、なにも店側だけが知っているということではなく、世の中には知っている人がけっこう多くいるものだ。僕自身、そういう知識をしってから、店のレジ前に陳列されている商品には、あんまり心動かされないでおこうと思うようになった。また、あまり目につきにくいところにおいてある商品の方が、同じものでも目につきやすいところにおいてある商品よりも賞味期限が長いということもわかっているので、わざと手の届きにくいとこからとるようにする人もいるという。
こういうネタばれによる逆効果というのはけっこうあるんじゃないのだろうか。逆効果をさらに逆手にとったデザインというのはあるのだろうか?。
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hideaki
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